- キャットフード安全ランキング -
おすすめドライタイプ【20選】とキャットフード選びに必要な【10項目】
キャットフード安全ランキング・おすすめドライタイプ20選
1位 モグニャン・キャットフード
![安全キャットフードおすすめランキング](https://mannequinboy.com/wp-content/uploads/2018/03/スクリーンショット-2017-12-31-21.53.00.png)
ペットフード発祥の地であるイギリスの代表的なフード会社のレティシアンのキャットフードです。日本企業側から企画が持ちだされて、生産販売された商品です。外国産のフィッシュフードは、サーモンが主体ですが、白身魚(タラ)が原材料として使われています。豊富な天然の原材料が用いられながらも、全体的に高くはないたんぱく質の割合(30%)で、栄養バランスが優れています。生後1歳の子猫から、内臓系機能が弱ってきたシニア猫まで、幅広く、どんな猫種もOKです。偏食、小食がちの猫に、特に向いています。 [speech_bubble type="std" subtype="L1" icon="illustrain06-shitigosan05.png" name="ヨッシー"]ネットで悪評が多かったため、長いこと購入していなかったのですが、買ってみて、ぼくがびっくりしたキャットフードです。とても良質だったためです。我が家は二匹の猫を飼っていて、一匹が偏食気味なのですが、食いつきがすごくて、驚きました。無添加、グレインフリー(穀物不使用)タイプです。反省も含んだ意味で、敢えて1位にしました。プレミアムフードですが、この良質さで、この価格なら、安いと思います。1位の座に相応しいです。魚主体ということで、塩分を気にされる方もいらっしゃるかと思いますが、レビューを読んでいただければ、納得されるのではないか、と思います。 [/speech_bubble]
![モグニャン](https://mannequinboy.com/wp-content/uploads/2018/03/Photo_18-02-18-21-52-33.267.jpg)
2位 ピュリナワン・キャットフード
![安全キャットフードおすすめランキング](https://mannequinboy.com/wp-content/uploads/2018/03/Photo_17-12-17-20-59-50.147-3-1.jpg)
![](https://www18.a8.net/0.gif?a8mat=2ZNMR8+2KVN5E+357U+1ZHILU)
国内で最も売れているキャットフードといえば、間違いなくピュリナワンでしょう。我が家でもローテーションに加えています。コーヒーで有名なネスレ(Nestlé)が、生産販売しているフードで、タイプ別に全13種類の品数があり、味もチキン、サーモンのほかもあり、猫に相性に合うフード選びができます。無添加で安全で、海外でも人気のキャットフードです。安価のタイプをひとつ選ぶとなると、ピュリナです。公式サイトで購入すると、割引になり、定期便で好きなときに届けてくれ、品質管理においても安心なので、おすすめします。 [speech_bubble type="std" subtype="L1" icon="illustrain06-shitigosan05.png" name="ヨッシー"]ぼくに最初にキャットフードについて疑問点を投げかけてくれたのが、ピュリナワンです。それまで愛猫には市販の国産の安いキャットフードを与えていました。とにかく安いものを買っていたんです。あるときピュリナの試供品をもらって、与えてみたところ、食いつきがまるで違ったことに驚きました。キャットフードに違いがあることを、それほど考えたことがなかったのです。確かにピュリナはプレミアムフードと比べると、品質は落ちます。でも、価格を抑えたい飼い主の方におすすめできるのが、ピュリナワン・キャットフードです。 [/speech_bubble]
![安全おすすめキャットフードランキング](https://mannequinboy.com/wp-content/uploads/2018/03/Photo_17-12-17-21-02-37.280.jpg)
3位 ねこはぐ・キャットフード
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2017年末に発売された比較的新しいキャットフードです。ベスト3の中に、国産のキャットフードを1つ選びたいと思い、ランフリー(桜姫鶏)や日本のみのり、など迷いましたが、栄養のバランスと価格面を考えて、ねこはぐにしました。実際に人気商品です。無添加、グルテンフリー(小麦粉不使用)、ヒューマングレード。九州産の鶏肉を主成分に、鰹節、玄米、ごぼう、わかめ、高菜、青じそ、と猫が好きな原材料がふんだんに使われています。健康に必須なミネラルとビタミンも豊富です。 [speech_bubble type="std" subtype="L1" icon="illustrain06-shitigosan05.png" name="ヨッシー"]話題の商品なので、早速購入しました。レビュー記事を読んでいただけると、ねこはぐの特徴はほぼわかると思います。ほかのキャットフードと比べて脂気がなく、酸化にしにくいです。匂いは強くないのですが、風味が豊かで、柔らかいクッキーのような食感です。キャットフードは国産派の飼い主の方もたくさんいらっしゃると思います。定期コースで買い、さらに、クレジットカード払いをすると安く、お求めができます。よい国産キャットフードを求められている方に、強くおすすめします。[/speech_bubble]
![安全キャットフードおすすめランキング](https://mannequinboy.com/wp-content/uploads/2018/03/Photo_18-02-04-23-28-07.098-1.jpg)
4位 ファインペッツ・キャットフード
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多くのキャットフードがAmazonや楽天等のネットショップで購入できるのに反して、公式サイトのみでしか販売をしていないのが、ファインペッツ・キャットフードです。エヴリワンズという日本企業側の提案で、カナダのペットフード会社とコラボする形で開発がされました。フランス、オランダの原材料を用いており、独特な三角形の形状のフードで、猫にはとても食べやすいです。徹底した品質管理と安全性の高さでは、文句なしの1位といっていいです。 [speech_bubble type="std" subtype="L1" icon="illustrain06-shitigosan05.png" name="ヨッシー"]お試しとして、通常タイプの1ヶ月分を初回は1,000円で買えます。品質に自信を持っているからこそ、できることです。我が家の猫たちもファイペッツは大好きで、もりもり食べます。ファインペッツのレビュー記事に関しては、主にキャットフードのマグネシウムについて取り上げています。カロリーが高いので、小食の猫ちゃんには向いてますが、肥満の猫ちゃんには与える際には工夫が必要になってきます。飼い主の方は与え過ぎに注意してください。[/speech_bubble]
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5位 アカナ・キャットフード
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ぼくが愛猫にいちばん多く与えているキャットフードは、このアカナキャットフードです。カナダにあるチャンピオンフーズ社は、もともとオリジン・キャットフードを生産しており、その改良版として発売されたのが、このアカナです。なので、本来はこれが1位なんですが。1つは高価格であること、もう1つはキャットフード自体ではオリジンのほうを、実はぼくは高く評価しているので、ランキングとなると、混乱が生じました。ベスト5にはどうしても入れたかったので、5位に落ち着きました。 [speech_bubble type="std" subtype="L1" icon="illustrain06-shitigosan05.png" name="ヨッシー"]アカナキャットフードは本来猫は野性動物であるという思想の元に生産されています。先に販売されたオリジンより、さらに猫の生態にもとづいて原材料や成分配合がなされています。以前は3種類でしたが、新しく「ランチランド・キャットフード」がラインナップに加わりました。原材料を見て、愛猫に相性のいいものを選んであげるとよいです。アカナとオリジンとで迷われる方は、当サイトのレビューを参考にしていただければ、幸いです。[/speech_bubble]
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6位 オリジン・キャットフード
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7位 ロイヤルカナン・キャットフード
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8位 ハッピーキャット
![安全キャットフードランキングおすすめ](https://mannequinboy.com/wp-content/uploads/2018/03/スクリーンショット-2018-03-30-18.04.00-1.png)
9位 ナチュラルバランス・キャットフード
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10位 ランフリー・キャットフード
![国産キャットフード](https://shakkin-shiori.com/wp-content/uploads/2018/03/70726f647563742f636174666f6f642f6b697474656e2f636b2d312e6a7067003235300000660066.jpeg)
11位 ヒルズ・サイエンス・ダイエット・キャットフード
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12位 カナガン・キャットフード
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13位 ジウィピーク・キャットフード
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14位 アルモネイチャー・キャットフード
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15位 ネイチャーズバラエティ・キャットフード
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16位 アニモンダ・キャットフード
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17位 ウェルネス・キャットフード
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18位 日本のみのり・キャットフード
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19位 シンプリー・キャットフード
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20位 ねこまちちょいす (犬猫自然食本舗)
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愛猫に合ったキャットフードを選ぼう!
![安全キャットフードおすすめランキング](https://mannequinboy.com/wp-content/uploads/2018/03/cat-2464432_1920.jpg)
猫の主食はたんぱく質 《POINT1》
[speech_bubble type="std" subtype="L1" icon="illustrain06-shitigosan05.png" name="ヨッシー"] まずはたんぱく質! [/speech_bubble] 人や犬が雑食であるのに対し、猫は肉食です。人や犬が炭水化物から多くのエネルギーを摂取するのに対し、猫はたんぱく質を主なエネルギーとします。キャットフード選びでは、栄養素の高いたんぱく質がしっかり入っているドライフードを与えることが、まず大切になります。 とりわけ、ケガをしたとき、病気のとき、妊娠や授乳期などは、いつもよりたくさんのたんぱく質を猫は必要とします。高いたんぱく質は摂りすぎもNG?
しかし、たんぱく質が豊富なフードを与えることが猫にはよい一方、やみくもに高いものを与えていれば健康になる、というのは間違いです。なにごともバランスが大切です。 たんぱく質(35%)×脂肪(20%)×炭水化物(45%)の3大栄養素を、バランスよく与えるようにしましょう。- 老猫 代謝が衰えるため、高いたんぱく質の栄養分を欲しがらなくなります。通常のたんぱく質で、カロリーを維持できるフードを与える工夫をしましょう。
- 受け付けない猫 それまで穀物中心だったフードを食べていた猫が、突然高たんぱく質のプレミアム・キャットフードを与えられると、食べなかったり、吐いてしまったりします。1ヶ月くらいを目安に、以前のフードから時間を置いて切り替えていってください。
たんぱく質については、キャットフードの成分表示に、「タウリン」が記載されているかは、かなり重要な要素です。猫が体内で作りだすことのできない必須アミノ酸がありますが、その代表的なたんぱく質がタウリンです。タウリンの成分が入っているフードを選ばれることを、おすすめします。
グレインフリー? 非グレインフリー? 《POINT2》
[speech_bubble type="std" subtype="L1" icon="illustrain06-shitigosan05.png" name="ヨッシー"] 猫に穀物使用フードってやっぱりよくないの? [/speech_bubble] 日本に紹介されるプレミアムフードは、いわゆる穀物不使用のグレインフリータイプのキャットフードが多いです。 猫はたんぱく質を主食とし、炭水化物を消化しにくい体の機能を持っています。 安価のドライフードには、4Dミートと呼ばれる、粗悪な混合のお肉や、猫のアレルギーを多く含んだ小麦や大豆などが材料に使われています。 このようなフードを食べすぎると、アレルギーを発症したり、なにより炭水化物は肥満の猫を作りあげてしまいます。ただし、穀物すべてが、猫にとって不要な原材料というわけではないので、心得ておくべきです。 猫の消化によくないのは穀物に含まれる「炭水化物」であって、穀物それ自体ではありません。 さらに、炭水化物に含まれる繊維質は腸内環境を整えたり、便秘や下痢の予防、血糖値の上昇を抑えるのにも、とても優れた働きをします。 ただ、繊維質も多く摂りすぎると、高いたんぱく質の栄養分を阻害させる働きも出てくるので、ここもバランスが大切になってきます。繊維質の成分表示は必ず確認してください。「3%」辺りが標準値です。その辺りのものを選ぶことをおすすめします。 結局「グレインフリーはいいの? よくないの?」については… グレインフリータイプのフードは、繊維質をはじめとする穀物に入った成分を、ほかの野菜やフルーツなどから配合しているので、どちらを選ぶかは、飼い主の方、猫の相性の問題になります。グレインフリーは高価格です。経験からいって、高たんぱく質は健康によいですし、食いつきもよいです。
いろんなタイプがあるけど、どう違うの? 《POINT3》
[speech_bubble type="std" subtype="L1" icon="illustrain06-shitigosan05.png" name="ヨッシー"] ドライフードの種類を教えて! [/speech_bubble]・市販キャットフード | ホームセンターで安価で購入できるタイプです。原材料の多くが小麦やとうもろこしなどの穀物で作られています。 |
プレミアムキャットフード | 豊富な原材料にこだわった、高価格なキャットフードです。 |
・グレインフリーキャットフード | 猫の消化に悪い穀物(炭水化物)不使用のキャットフードです。 |
・ヒューマングレードキャットフード | 人と同じ食材を使った安心安全のキャットフードです。 |
・オーガニックキャットフード | 無農薬で、遺伝子組み換えなしなど、健康を重視して作られたキャットフードです。 |
・サイエンスキャットフード | 主に療法食のキャットフードです。科学的実験を行って、猫の健康を研究して生産されています。 |
・国産キャットフード | 地方の豊富な原材料を使って、穀物類も使用しながら、独自の生産をしているキャットフードです。 |
安価のキャットフードはやっぱり猫の体によくないの? 《POINT4》
一般的に、市販のキャットフードは、猫の消化に悪い穀物類が使われており、その穀物にはアレルギー要素のある小麦や大豆、粗悪な家禽ミールなどが用いられているので猫にはよくない、といわれていますが、この点について科学的根拠はありません。 「ならば、安価の市販のフードで大丈夫なの…?」そう思われるでしょうし、実際にそれらのフードを与えている飼い主の方もいらっしゃるでしょう。 ただ、25年猫を飼ってきて、いろいろなキャットフードを買い与えてきたぼくなりの経験としては、キャットフードは「安かろう、悪かろう」です。価格の高いもののほうが、猫の健康に良いフードだとやはり思いますし、食いつきもよいことは、間違いないです。 もちろん、相性や病気やアレルギーの問題もありますので、高いフードを買い与えればよい、というものではありませんから、猫と相性の合うフードを選んであげてください。 ぼくが忘れられないのは、愛猫には最初市販の安いフードを与えていたんです。あるとき試供品でもらったピュリナワンを与えてみたのが、キャットフードに関心を持つようになったきっかけでした。食いつきがまるで違ったんですね。キャットフードなんて、なんでも同じだと思っていたんです。さらに、プレミアムフードを買い与えてみたところ、目の輝きが違ってくるようになりました。愛猫はほとんど病気をせずに20年生きました。ぼくは、せめてこのランキングにあるような、たとえばピュリナワンレベル以上の無添加のキャットフードを与えて欲しいと思っています。今は市販のフードもかなり改善されて粗悪品はなくなったといわれますが、ガンになるリスクは高いと思っています。あくまで個人的見解です。
味はどれを選べばいいの? 《POINT5》
[speech_bubble type="std" subtype="L1" icon="illustrain06-shitigosan05.png" name="ヨッシー"] 味はチキン? フィッシュ? [/speech_bubble] キャットフードのドライタイプは、たいてい「肉」か「魚」味に分れています。お肉では、チキン味が最も多く、カモ、ターキー、カンガルーのお肉を原材料としたフードもあります。魚味は、サーモンが最も多く、ほかに、白身魚、かつお、など、キャットフードの原材料はバラエティに富んでいます。 猫は肉食なので、「お肉の味がよいのかな?」と思われる方が多いかもしれませんが、お肉に配合された高いたんぱく質を体に受け付けない猫がいます。そういう場合には、魚味がよかったりします。また、先に書いたように、老猫はそれほど高いたんぱく質を代謝できませんから、逆に与えすぎると、腎臓病を患う危険性があります。 外国ではサーモンは唯一生魚で食するもので、その脂身とたんぱく質の高さから、お肉と同じように思われています。魚=カルシウム、というイメージがありますが、魚は栄養素のあるたんぱく質を含んでいて、お肉より低いカロリーで、代謝機能が悪い猫だったり、老猫の場合など、魚味のフードがよかったりするのです。- もりもり食べて元気活発な猫 チキン味
- 小食、偏食、老猫 フィッシュ味
猫は「味覚」がなく、「嗅覚」で餌の良し悪しを判断します。ふだん鰹節を削っていて寄って来たりする猫は、鰹節タイプのフードをあげるなど、日常の食材をフード選びのひとつの目安にするとよいと思います。
アレルギー対策はどう考えたらいいの? 《POINT6》
[speech_bubble type="std" subtype="L1" icon="illustrain06-shitigosan05.png" name="ヨッシー"] アレルギー対策で考えるべきことは? [/speech_bubble] 猫のアレルギー源として考えられるのは、小麦、大豆、米、卵、とうもろこし、などの穀物に入っている原材料です。 ほかにも、乳製品、が代表的なものです。TVや映画でよく、猫に牛乳を与える場面が出てきますが、猫には害でしかないので与えないようにしましょう。 鶏肉、魚、牛肉、ラム肉、ほかに大麦など、ドライフードの主原材料として使われているはずのたんぱく質でもアレルギー反応が出る場合があります。猫の相性による、としかいえません。 一般的に、穀物類を摂っていなければアレルギーにならない、といわれていますが、これも科学的根拠はありません。危険視しなければいけないのは、添加物です。危険添加物成分:BHA BHT エトキシキン プロピレングレコール 硝酸ナトリウム 亜硝酸ナトリウム 人工着色料 |
添加物が入っていないフードを選ぶ目安は、多くの原材料をフリーズドライ化したプレミアムフードの賞味期限が、たいてい1ヶ月から3ヶ月なので、賞味期限が3ヶ月を超えるキャットフードは、人工的な添加物を入れて、フードを長持ちさせている可能性が高いとみてよいので、賞味期限が長いものはなるべく避けるようにしましょう。
腎臓病が心配なんだけど、よいフードの条件は? 《POINT7》
[speech_bubble type="std" subtype="L1" icon="illustrain06-shitigosan05.png" name="ヨッシー"] 愛猫が腎臓病になるか心配! [/speech_bubble] 飼主の方が愛猫の病気でいちばん心配されるのが、腎臓病だと思います。猫の死因のトップ2は、がんと腎臓病です。猫の腎臓病には、2種類あります。- ストルバイト結石症 成猫に多い
- シュウ酸カルシウム結石症 老猫に多い
ストルバイト結石症の対策
若い猫(とりわけ雄がかかりやすいです)を飼ってらっしゃる方は、高たんぱく質のキャットフードを選ぶことをおすすめします。高たんぱく質には多くの塩分が入っています。塩分は猫の喉の渇きを誘い、水を飲ませる習慣をつけてくれます。 ストルバイトは尿をしないために起こる病気なので、排尿をしてくれるなら、病状が発症することはありません。 あまり尿をしない猫の場合は、マグネシウム値が低いキャットフードを選ぶのがよいです。AAFCO(米国飼料検査官協会)が定めているマグネシウムの基準値は、仔猫:0.08%以上、成猫:0.04%以上、です。以上、となっているのは、マグネシウムは骨を形成する上で必要な成分だからです。低すぎると、今度は骨密度低下症などの症状を引き起こしてしまいます。 ビタミンA、ビタミンCを含む成分表示が記されてあるキャットフードを、さらに選ぶようにしてください。尿を液体化させ、結石をしにくくするはたらきがあります。シュウ酸カルシウム結石症の対策
シュウ酸カルシウム結石は、尿をしっかりしていても、起こる腎臓病です。老猫に多いのは、代謝機能が悪くなっているためです。多くのカルシウムが排尿されてしまうと、骨密度の低下を招き、足腰が経たなくなる、などの病気を発症します。ビタミンB6、ビタミンDの入ったキャットフードを選んでください。成分では「灰分」と記されているミネラル値を目安にして、それを豊富に含んだフードを与えてください。腎臓病予防のいちばんの対策は、高たんぱく質のキャットフードとお水!
猫は本来砂漠育ちで、生命維持のため、水分を体内にため込む性質を持っています。高たんぱく質のドライフードを与えることが、腎臓病にならないための最大の予防対策です。なので、高たんぱく質のドライフードを与えることがベストだ、とぼくは思っています。 さらに、お水です。新鮮なお水をボウルに入れて、常に与えておきましょう。毎食ごとに、変えてあげましょう。水道水でかまいません。ただし、水道水には塩素水が入っているため、その独特な匂いが嫌いで猫が水を飲まない場合があります。 その場合には対策法があります。水道水から塩素水を抜きます。一度沸騰させて、常温に戻して与えてください。 猫が排尿しない → 猫が水を飲まない → 水道水の塩素の匂いを嫌っている このためにストルバイト結石症になっている猫が多いです。 腎臓病になってしまう猫の特徴は、小食である、ということも、非常に大きいです。小さな頃から、高いたんぱく質のフードを与えておくと、腎臓病予防対策に万全です。高齢になってきたら、少し低いたんぱく質で、しっかり栄養管理ができるフードへと切り替えていくことをおすすめします。
ドライフードとウェットフードのバランスは? 《POINT8》
[speech_bubble type="std" subtype="L1" icon="illustrain06-shitigosan05.png" name="ヨッシー"] ドライとウェット、どっちがいいの? [/speech_bubble] ・ドライフード 《メリット》 栄養管理が行き届いている 食べてくれない場合でも、持ち越せる 歯を丈夫にする 価格を安く抑えられる 《デメリット》 水分不足になる ・ウェットフード 《メリット》 水分補給できる 猫の嗜好性が高い 《デメリット》 開封後は、保存期間が短い 栄養バランスが偏っている 価格が高いドライフードとウェットフードの基本
猫の主食はあくまでドライフードです。ウェットフードは「栄養補助食」であり「おやつ」です。もちろん栄養素が高いウェットフードもありますが、それもまた「補助食」の役割りを超えるものではありません。ウェットフードは長期保存ができ、猫の嗜好性も高いので、そればかり与えている飼い主の方がいましたら、ドライフード主食の食生活に切り替えることをおすすめします。 猫の嗜好性は3歳までに決まってしまう、といわれています。 どちらかのフードしか与えていないと、一方のフードを食べなくなってしまいます。小さい頃にドライ、ウェット両方のフードを与えるようにしてください。どちらともメリットがあるからです。互いに補完するように、キャットフードは生産されています。 ウェットフードは食いつきがよいので、病気のときや、お水をあまりとらない猫には水分補給にもなりますし、腎臓病予防にもなります。ウェットフードを与える目安
猫は1日の食事をたいてい、3-4回に分けて食べます。1日の1回をウェットフードにしてください。残ったものは、冷蔵庫に保管して、2-3日以内には食べきるようにしてください。それでも残る場合は、冷凍保存しましょう。解凍する際の注意点
冷凍庫 → 前日に冷蔵庫へ → 当時に常温へ ゆっくり解凍することで、フードの風味を落とさない工夫ができます。 ウェットフードを主食でもよい、とおっしゃられる方もいます。これもあくまでぼくの個人的見解です。20年生きた愛猫はドライフードが主食であり、死ぬまで歯が丈夫でした。猫の20歳といえば、人でいえば、100歳にあたります。健康でいるためには、主食がドライ、補助食がウェットがよい、が経験からの判断です。
軟便・下痢・便秘・肥満、病気の猫には、どんなフードがいい? 《POINT9》
[speech_bubble type="std" subtype="L1" icon="illustrain06-shitigosan05.png" name="ヨッシー"] うちの猫が便秘気味なんだけど? [/speech_bubble] 腸内環境を整える必要成分は、炭水化物に入った繊維質です。血糖値を抑えるはたらきもありますから、肥満の猫にもよいです。腸内環境をよくするには、グレインフリーではなく、炭水化物が入ったフードを与えてください。繊維質は「3%」が標準値です。 すぐ口内炎になってしまう、下痢を起こす、ぐったりしている、小食である、など、症状の場合は、たとえば口内炎は感染症によるものですが、はっきりした原因はわかってはいません。小食の猫には、高たんぱく質のフードがよいですし(プレミアムフードがよいです)、食欲不振の猫には敢えて添加物を含んだ嗜好性の高いフードや、ウェットフードを与えるのがよいでしょう。ただし、これらすべては一般論です。 脂肪について触れておきます。 猫には必須脂肪酸が3つあります。- リノール酸
- α-リノレン酸
- アラキドン酸
キャットフードには、サイエンスフード(療法食)があります。ただ、素人判断で療法食選びをすることはおすすめしません。猫の体調が悪い…と判断された場合は、信頼できる動物病院へ行き、治療と並行する形で、先生がおすすめするキャットフードを与えましょう。
本当に猫によいキャットフード選びとは? 《POINT10》
[speech_bubble type="std" subtype="L1" icon="illustrain06-shitigosan05.png" name="ヨッシー"] キャットフードでいちばん大切なことってなに? [/speech_bubble] 猫は新鮮な食べ物や水を好みます。キャットフードはなるべく小分けにされた、少量のものを選ぶことをおすすめします。多頭飼いの方はべつですが。猫の健康のことを考えるのなら、小分けにされたフードを買い、同じフードを3ヶ月継続してください。猫もいくらかの期間がないと慣れませんし、フードの効果が実感できません。 キャットフードはほかと混ぜたり、ローテーションを組んでもかまいません。ただ、ローテーションをする場合は、もし猫が病気になってしまった場合、どのフードのどの成分に原因があったのかわからなくなってしまいますので、注意が必要です。でも、まあ、だいたい何が悪かったのか、わかるんですけどね。個人的には、いろんなフードを与えてあげるのがよいと思っています。 ぼくはローテーションで猫にフードを与えています。理由は、常に「愛猫にもっとよいフードはないかな?」と思っているためです。新しいフードがよいものだとは思っていませんが、愛猫に相応しいものを与えたい気持ちが常にあります。なにより、美味しそうにフードを食べている猫の様子を見ていることが、猫を飼っているいちばんの幸せにほかなりません。
ここに書いたキャットフードのあれこれは、経験から来る個人的見解にとどまります。最後までお読みいただき、ありがとうございました。 よき、愛猫との、ハッピーライフを!]]>おすすめの弁護士事務所 【天音総合法律事務所】
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