借金まみれから逆転するには「借金完済」を行い、「成功術」を学ぶ
借金まみれの人生を逆転するには、まずマイナスをゼロにしましょう。その次にプラスに転じるという2ステップを踏みましょう。
成功のための2ステップ
- 借金を返済する 【マイナスをゼロにする】
- 成功ルートを学ぶ 【ゼロをプラスにする】
借金を抱えたまま人生を逆転することはできないので、まずスタートに立つことを考えるべきです。
借金返済には「借金の把握」「収支を見直しての返済計画案」「お金の管理能力アップ」「他人の力を借りる」の4つの実践が役立ちます。
この4つのことを、これから具体的にお話していきます。
成功には「成功ルート」というものがあるんです。
間違ったルートを歩むと、いくら努力を重ねても成功しません。
どん底を味わった人生には必ず転機が訪れます。そのことを強く信じることがいちばんの肝になります。
借金どん底から逆転するための返済手順
借金返済の4つの手順
- 借金額を把握する
- 収支を見直して返済計画案を立てる
- お金の管理能力を上げる
- 他人の力を借りる
借金の把握と収支の見直し
返済計画を立てるためにやるべきこと
- 現在の借金事情の明確化
- 毎月の収支の明確化
下にある図表を参考にして、ご自身の置かれた借金事情を具体化し、「借入をしている業者名」「借入残高」「最低返済額」「金利」の4つをまとめてみましょう。
Fさんの借金事情
借入残高 | 金利 | 返済金額 | 利息 | |
消費者金融A社 | 30万円 | 15% | 5,000円 | 3,750円 |
消費者金融B社 | 60万円 | 12% | 1万円 | 6,000円 |
消費者金融C社 | 40万円 | 15% | 6,666円 | 5,000円 |
※ 返済は5年後とします。
たとえば、このFさんの場合、借入総額は130万円です。5年後に完済するまでの毎月の支払いは36,416円となります。
こんなふうにまとめてみるとよいです。
Fさんの生活状況
- 借金総額 130万円
- 借入社数 3社
- 5年後の利息合計額 179,000円
- 5年間支払うべき毎月返済額 36,416円
- 独身
- 1人暮らし
- IT企業に勤務
- 給料25万円
- ボーナスなし
最低弁財額 | 1,479,000円 |
毎月の返済額 | 36,416円 |
期間 | 5年 |
返済計画案を練る
Fさんの月々にかかる生活費
家賃 | 80,000円 |
食費 | 25,000円 |
遊興費 | 50,000円 |
携帯代・通信費 | 12,000円 |
光熱費 | 10,000円 |
日用品・消耗品 | 5,000円 |
医療費 | 5,000円 |
交際費 | 20,000円 |
洋服代 | 20,000円 |
雑費 | 5,000円 |
合計 | 200,000円 |
毎月の収入・支出と借金返済額 1月目
給料 | 25万円 |
ボーナス | なし |
支出 | 20万円 |
1月当たりのプラス残高 | 5万円 |
毎月の返済額 | 36,416円 |
残金 | 13,584円 |
このFさんの場合、毎月の収入である25万円から一月生活するのにかかる20万円を差し引いた5万円が、毎月の返済に充てられるお金です。
毎月36,416円払いつづければ5年後に完済することができるので、差し引いた場合一月の残金は13,584円になります。1万円以上の余裕があることになります。
もし「支出」が増えて、あるいは「収入」が減って、借金返済に充てるお金が足りない場合は、返済額を下げることになるわけですが、「支出」を減らすという考えをまず持ってください。
収入を増やす、という考えはよくありません。
毎月の収入・支出と借金返済額 2月目
給料 | 25万円 |
ボーナス | なし |
支出 | 22万円 |
1月当たりのプラス残高 | 3万円 |
毎月の返済額 | 36,416円 |
残金 | -6,416円 |
返済計画案を数か月運用してみると、平均してどのくらいの返済額なら毎月返済可能な額であるのか? を割り出すことができます。
毎月の収入・支出と借金返済額 1月目と2月目の平均
給料 | 25万円 |
ボーナス | なし |
支出 | 21万円 |
1月当たりのプラス残高 | 4万円 |
毎月の返済額 | 36,416円 |
残金 | 3,584円 |
お金の管理能力を磨く
お金の管理能力をあげる5つの方法
- 口座を種類別に分ける
- 家計簿をつける
- 買いたいもの、買うべきリストを作る
- 自由に使ってよい支出枠を設ける
- 節約をする
お金を上手に管理すれば「支出」が減ります。
上記の5つがポイントになります。なるべく無理のない計画をたてることです。
お金の管理能力を向上させる方法については、こちらの記事にさらに詳しい内容がありますので、参照してください。
完済後の心理状態についても解説しています。借金返済に苦しんでいる方には、必ず参考になると思います!
第三者の力を借りる
うまく返済するときのコツは、お金の管理を他人に委ねることです。
「返済がキツイな…」と思いはじめていたならば、返済能力が限界に来ているので、一人では思考が狭くなり、どうしていいかわからなくなっていることがほとんどです。
頼る人がいない方は、専門家に相談を仰いでください。
第三者の力を借りないと、借金の完済はむずかしいので、考えてみましょう。
完済を目指して、未来を切り開きましょう!
無料相談ができます。借金返済を検討したい方は、ぜひこの機会に検討をしてみてください。
※ 借金問題に強い弁護士です。相談するには、電場番号が必要になります。プライバシーを配慮してのことなので、必ず電話で相談をするようにしてください。弁護士は守秘義務がありますので、相談内容を他人に漏らすことは絶対にありません。
借金地獄から大逆転するための7つの成功術
人生逆転のための7つの基本戦術
- 常識を疑う
- 自分ができることからはじめる
- 市場を見定める
- 目標を具体化する
- 一点突破する
- フィードバックを受け取る
- 要求以上の仕事をする
借金生活から成功するには常識を疑え!
出発がズレていると、いくら努力をしても成功しません。
ほとんどの人は常識の枠組みの中で悪戦苦闘しています。
その常識はいったい誰が作ったものなのか? を疑うクセをつけましょう。
たとえば、一つの話をします。
ここにいじめられた人がいたとします。
彼は「自分はいじめられっこ」だと思っていますが、もともと彼はいじめられていたわけではありません。あるときを境に、彼はいじめられっこになったのです。
しかし、いじめが習慣化されてしまうと、彼はいじめられっこの立場から世界を眺めます。しかし、いじめられっこから見える世界は後日実は誰かに作られたものなわけです。
多くの人は、その世界が後からつくられたものなのに、それを普遍的なものだ、といつのまにか思いこんでいます。
努力をしているのに報われていない人は多いです。努力をすれば誰でも成功するのなら、皆努力をしていますが、なぜ多くの人は報われないのでしょうか?
これもまたひとつのからくりなんです。
世の中では、努力していることが救いとなっているために、人は努力を怠らないことから降りられません。無駄な努力をしている人がとても多いのです。
「誰だって朝から晩まで働かなければ食っていけないし、努力するのは仕方がないことじゃないか」という人がいますが、そういう人はそう自分にいいわけをしている場合が、実はほとんどなんです。実際にすべての人が朝から晩まで働いているわけではないからです。
少し視線をずらして世の中を眺めてみると、違った風景が見えてきます。
自分の努力の仕方は正しいのか?
自分の時間の使い方は正しいのか?
自分のお金の使い方は正しいのか?
今自分が当たり前だと思っていることを、一度やめてみる勇気も必要です。
TVを見るのをやめる。付き合いをやめる。上司への愛想笑いをやめる。
意外と生きていけますし、混乱も起こりません。いったい誰がそれまでの枠組みを作っていたのか? がわかってきます。
そうなると、わりと楽になります。
自分ができることからはじめる
成功への過程は小さな成功体験の積み重ねです。そのためには自分ができることからはじめましょう。最初はなんでもかまいません。
多くの人は無謀な挑戦に挑んで、失敗していきます。
自分には荷が重すぎる道であったり、向いていない道だったりすると、失敗します。
自分にできることを見つけてそれを継続しましょう。
最初は毎日通勤時間にビジネス本を読む、なんていうことでいいと思います。
個人的な経験として、読書習慣がない人が成功した話を聞いたことがありません。
時間がない人は1日1時間くらいでよいです。継続することが大事です。1週間つづければ、7時間です。1か月つづければ、30時間です。
本を読むのが苦手だという方は、本を読むのではなく、最初は本を開くことを日課にしましょう。
開けばいいんです。誰でもできます!
3か月後には以前とは違った自分ができあがっているはずです。
市場を見定める重要性
努力をしても失敗する人の多くのケースに、市場を見誤った、ということがあります。
たとえば元メジャーリーガーのイチロー選手がなぜ世界的に成功したか? といえば、メジャーリーグという世界的舞台があったからです。イチロー選手が野球ではなく、水球をやっていたら、これだけの富と名声を得られていなかったでしょう。
市場があることが確定していたとしても、自分が難しそうな仕事だったり、すでに年齢や実績ではねられるものであればしがみつくのはやめましょう。
多くの職業で年齢制限やキャリアや資格が必要とされています。
自分が成功可能なものを選択する必要があります。
どうやって探せばいいか? は簡単です。
実際に成功している人を調べればいいんです。
自分と似たような境遇の人でも成功していれば、チャンスはあるということです。
目標を具体化すると成功までが最短ルートになる
目標は高く持ち、広く持つことが大事です。そして自分の成功した未来についてできる限り具体的にイメージしましょう。
「お金持ちになりたい」と思っていても、何によって収入を得て、それはどのような方法で可能なのか? ということを知っておかないと、正しい道筋を歩むことはできません。
目標を高く持つのがいいのは、それが現実化するために自然と努力をするようになるから、という単純な話が理由だからではありません。
これは「引き寄せの法則」というものですが、ここでいっているのは、さらにその前提となるものです。
重要なのは、あくまでそのルートです。
道筋を明確にしなければ、間違った人生を歩んでしまいます。また、小さな目標や狭い目的を持つと、その道でしか成功できないようになってしまうことが多いです。
成功者と同じ道を歩いていきましょう。そしてその三合目までくらい行ければばじゅうぶんなんです。それが成功への正しい道です。
また、目標は途中で変わってもいいことを知っておきましょう。
下駄屋をはじめて、スニーカーを売り始め、後にラーメン屋になっていって全然かまわないのです。成功とはそういうものです。
しかし、目標だけは具体的に持ちましょう。ぼんやりした目標ですと、無駄なことに多くの時間と努力を費やしてしまいます。できる限り最短ルートで成功へと歩みましょう。
※ 引き寄せの法則で人生を好転させる詳しい解説は、こちらの記事にあります!
ブレイクスルーは逆転の必須条件
具体的になにをやるかが明確になったなら、ピンポイントで攻めて、一点突破しましょう。ブレイクスルーします。
ひとつの例として、TVでマルチタレントとして活躍している芸能人を想像してみてください。
彼女は元来一芸のみ秀でていた存在だったはずで、しかし、気が付けば、ダンスが上手かったり、歌が上手かったり、子役から有名だったり、宝塚の出身だったりしたことが手伝って売れっ子になっていきます。
彼女がバラエティに出たところ、意外としゃべっても面白いことがわかり、ドラマの端役に出てみると、そこそこ演技もうまかったり、そういうことが多いです。
彼女は最初の限定的なポジションを逸脱して、いずれ大きな領域で活躍するようになります。
大事なのは、自分の専門領域以外は、しゃべりも演技もぜんぶが二流でかまわないということです。何かで一点突破してくると、ほかの分野でももてはやされるようになり、思いもよらない成功が勝手に向こうからやってきます。
どうしてこんなことが起るんでしょうか?
ものごとの「評価」というものが、信頼に多くを依存しているためです。つまり価値とはブランドなのです。
なにを一点突破すればよいか? がとても大事です。必ず1位をとれる自分の得意な小さな領域で攻めることです。
数ではなく質で勝負しましょう。ビジネスではこれをランチェスターの経営戦略といったります。
どの世界でもブルーオーシャンが存在します。そこは市場もあり需要もあるのに、なぜだかやりたがる人がいない、しかし、理由は、イメージが悪かったり、少しうさん臭いものだったり、儲けが小さすぎるので大手が手を出さないということが問題なだけであり、成功がたやすい領域です。
そういうものをとことんやりぬくと、あっというまに頭一つ抜けます。そしてほかのところでも成功をつかむことができていきます。
フィードバックを謙虚に受け取る
成功するには、「知識」と「行動」と同じくらい、それより重要といわれるものがあり、それがフィードバックです。
人の意見は素直に聞きましょう。我が強い人は成功しません。
人の意見を聞くと、なぜ成功しやすいか? というと、軌道修正ができるからです。
数打てば当たる行動を繰り返すのは効率が悪いです。情報収集をして、行動をし、その結果をもとにデータをとって、人の話にもしっかり耳を傾けましょう。
また、その過程で遭遇する出会いを大事にしましょう。
多くの成功者は必ず運命的な出来事と出会っています!
なにか、ピン、とくる人や出来事に出会ったら、よく耳を傾け、謙虚に自分の悪いところを変え、成功へと引っ張り上げてもらいましょう。
要求以上の仕事をしているとチャンスが訪れる
チャンスをものにするには、チャンスを呼び込む機会を増やす必要があります。
どうすればよいか? というと、できる限りいつも要求された仕事以上の結果を残すように努力をするのが大事です。
「自分はなぜ成功できないのか?」という人は、チャンスを見失っているだけのことが多いです。
あなたのことを見ている人が必ずいるので、結果を出すように努力しましょう。しかし、必ずしも素晴らしい結果をいつもいつも出す必要はありません。結果に対して貪欲になればいいんです。
「まあ、これくらいでいいだろう」と思うと、周囲も「この人はこれくらいの人なんだ」とあなたのことを思うようになってしまいます。
では、要求された以上の仕事をこなすにはどうしたらいいか? というと、損得を無視した人生を歩むように努めることです。
損得勘定で得られたところにあるのは打算です。そこにはコンパクトな人生が現れるだけです。
大切な人脈や、将来を左右するチャンスは突然やってくるので、そのためにはマイナスの状態ではダメで、少なくともスタート地点には立っていないといけません。
多くの人が目先の損得を考えることで、大きなチャンスを逃しています。
借金から一発逆転するには借金解決が必須
借金まみれからの逆転術
- 借金を返済する 現在の借金額を把握する・収支を見直して返済計画案を立てる・お金の管理能力を磨く・他人の力を借りる
- 成功ルートを学ぶ 常識を疑う・自分ができることからはじめる・市場を見定める・目標を具体化する・一点突破する・フィードバックを受け取る・要求以上の仕事をする
借金を抱えたまま成功することは難しいです。
成功するためにはチャンスをつかむ必要があり、チャンスをつかむためにはその準備を整えておく必要があります。
その準備を整えるにも正しい成功のルートを学ぶ必要があるので、とにかく借金というマイナス要素を人生から払拭しましょう。マイナスをゼロにしないと、マイナスはマイナスを呼び込むだけです。
一人で難しいことは、他人と解決することをおすすめします。
自分が動けば、世界が動きます。
成功への道は示されているのに、なぜ横道にそれてしまう人がこんなにも多いのか?
未来の選択は自分が握っているので、今一度そのことをしっかりと認識してみるとよいと思います。