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浪費癖が治らない方のための7つの現状悪化防止策
浪費癖を改善するためには、ふだんの日常生活において、次の7つのことに気を付けてみてください。
浪費癖を治すためのお金の使い方7選
- クレジットカードを持ち歩かない
- 家計簿をつける
- 買いたいリストを作る
- 消費対象の価格レベルを下げる
- インターネットショッピングをやめる
- 他人にお金を管理してもらう
- 定期預金を利用する
浪費癖がある方は、お金の使い方が荒っぽく、金銭感覚がややあやふやになっています。
すべて実践しなくても、自分ができるものだけでも、OKです。お金について、少し考えてみましょう!
クレジットカードを持ち歩かない
クレジットカードを財布に入れない習慣をつけましょう。
浪費癖がある人は現金派とクレジットカード派に分かれると思いますが、クレジットカードを使ってしまっている人は、ついつい浪費しがちになります。
解約したり、枚数を減らしたりする必要はありません。持ち歩かないだけで、かなり効果的です。
私用するカードは、クレジットカードではなくデビットカードに変更してください。デビットカードはクレジットカードにキャッシングの機能がついていないもので、月末支払いになりますので、クレカよりも、支出の意識が必ず高くなります。
まとまったお金が必要になった場合は、ATMに出向き、銀行のカードでその都度引き落としするとよいです。
そのときまとまったお金を引き落とすのではなく、必ず3万円ずつにするなど、「限度額」を決めておきます。
そうすると、お金を使ってしまうたびに引き落さなくてはならないため、面倒ですので、罪悪感も湧き、またその都度明細を見ることになりますから、かなり財布の紐が固くなります。
家計簿をつける
家計簿をつけましょう。
浪費癖がひどい方は、自分が日ごろ、どういったものに、いったいどれくらいのお金を使っているかに、けっこう無関心です。
スマホアプリのマネーフォワードが便利です。無料で使えます。
買ったものや、消費したものを時折チェックするようにしましょう。
それが値段に見合ったものなのか? そうでなかったかを考えていくと、その後の買い物心理に上手に作用します。テンションがあがった、下がった等を抱くようになる、goodです。
買いたいリストを作る
買い物をする場合は欲しいものをあらかじめリストアップしましょう。
それが本当に欲しいものなのかを客観的に意識するための習慣をつけましょう。
浪費家の最も大きい支出が衝動買いです。買うものに優先順位をつけると、お金を散財することに慎重になります。
また買い物前のリストアップ一覧には、その品物がどれくらいの値段がするか? をあらかじめ調べて、書き添えておきましょう。値段を見ずに買っていたものに対して、支出の意識が高まります。
できる限り欲しいものから買うようにして、買ったら、印をつけて、感想などを書くようにすると、満足感が倍増します。
消費対象のレベルを下げる
ふだんお金を使っているものの価格を少し下げてみましょう。節約になります。
浪費癖がある人は「ストレス発散」や「欲望の充足感」のために買い物をしている方が多いですが、そこに散財している価格が見合っていないことがほとんどです。
たとえばいつも飲みに行っているお店を、ちょっと価格の低いお店に変更してみたりしても、あまり満足感は変わらなかったりします。
なにが目的で、なにが理由で、そのお金を使っているのか? をよく考えてみると、出費に見合っていないものが、けっこうあります。
そもそも浪費家の多くの方はものを買っても使っていなかったり、食べていなかったりしますので、普段買っている商品の中で価格を引き下げても、それほどストレスを感じないものがあるはずなので、そいうものを探してみましょう。
これをうまく適応させると、物欲をそのままで、支払いを半分くらいにまで抑えることだってできます。
インターネットショッピングをやめる
リアルショッピングをやめない代わりに、ネットショッピングを一切やめる、そういう選択肢、を考えてみてください。
浪費癖がある人で多いのが、インターネットショッピングによる散財です。
ネットショッピングは目に見えないお金がやりとりされるので実感が乏しく、リアルショッピングよりも浪費がしやすいといわれます。
欲しい商品があったら、ネットで買ってしまわずに、リスト化して、実際にお店に行って買うという習慣をつけると、かなり出費は抑えられます。
また、インターネットショッピングだからこそ罪悪感を湧かすことなく浪費できるという方もいますが、ものを買ったときにお金が支払われているという現実感を覚えることはとても大事なことです。
他人にお金を管理してもらう
旦那さんならば奥さんに、実家住まいならば母親に、お金を管理してもらうのも一つの方法です。
浪費する方は支出のコントロールができないため、他人に金銭の管理をしてもらう習慣を一定期間作るとよいです。
ご主人が自由に使える口座には、今月はいくら程度の一定額のお金を振り込む、や、使ったお金に関しては必ず報告の形をとる、など、管理に関してはいろいろと工夫をしてみるとよいです
定期預金をする
口座を普通預金から定期預金に変えましょう。
普通預金と定期預金の違い
普通預金 | 定期預金 | |
中途解約 | できる | できない(した場合利息がマイナスに) |
急な出費の対応 | できる | できない |
別の口座への移動 | できる | できない |
元本割れの可能性 | ある | ない |
定期預金にすると自由にお金を引き落せなくなります。
普通預金はいつでも入出金できるのに対し、定期預金は満期日まで出金ができません。途中で出金しようとすると、中途解約しなければなりません。
まずは1年契約でよいです。
実は定期預金こそがいちばんの浪費対策として効果があることなので、できそうであればやってみてください。
浪費癖で借金がある方は債務整理で完済するとよい理由

そもそも借金までしているという場合は、限度を超えているので、明確にお金の問題と向き合わなければなりません。


第三者の力を借りれば、強制的に借り入れができない環境を作れる
浪費癖が習慣になってしまった方は、外からの第三者の力が不可欠です。
どうしてもうまくお金をコントロールできずに、浪費癖がひどくて、借金までしてしまっている、という方は、債務整理をするとよいです。
浪費家であり、かつ借金もある方は、かなりの苦しみの中にいると思います。「このままじゃいけない」ことはわかっているのですが、「そうさせない力」に負けてしまっています。なにか強制力がないと、今の生活を変えられません。
債務整理を依頼すると、しばらくのあいだ借り入れができなくなるため、浪費癖を否応なく改めることが可能になってきます。
債務整理をすると二度と借金をしてはいけないという戒めの感情が抑止力としても働く、ので、いっそう効果的です。
3つの債務整理法

3つの債務整理
- 任意整理 利息をカットした借金を3~5年で分割返済する
- 個人再生 大幅に利息をカットして、裁判所手続きをする
- 自己破産 借金額をゼロにする
任意整理は、これまで払い過ぎていた利息や、これから払うはずの利息をまるごとカットして、3~5年をかけて、毎月一定の額を返済しいくことができます。
弁護士に依頼をすると、弁護士が債権者と減額交渉を行ってくれます。
利息が増えて、お金の返済に困っている、という方は、利息の支払いは本当に無駄なので、任意整理をして、すぐに利息をこれ以上支払うのをやめましょう。
弁護士に相談をすれば、ほとんど即日で利息をストップできます。
実際の返済がはじまるまで、4か月程度ありますので、そのあいだに借金返済のお金を貯めることが可能なので、今費用がない、という方でも、取り組めます。
後払いにも対応していますので、弁護士に自分の借金状況を相談してみてください。
費用についてはこちらに解説していますので、詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
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任意整理の費用の相場と支払いを安く抑えるための工夫
任意整理を行う際には、着手金が2~5万円、減額報酬が債務額の10%、解決報酬が2~5万円かかります。すぐに用立てする必要はありません。適正価格にするためのコツについても解説しています。
続きを見る
ご自身が返済すべき借金がいくらになるのか? を無料診断してみましょう。
ぼくもこれ以上苦しい生活は嫌だと思って、弁護士に相談をして、借金の完済をしました。
これを機会に新しい一歩を踏み出してみてください。
◆弁護士とは電話での相談となります。相談をしたから、といって必ず任意整理をしなければならないわけではありません。また無料相談であっても、内容が第三者に漏れることは絶対にありませんので、安心してください。任意整理は会社やご家族にも内緒でできます。
浪費癖が治った2つのケース




新しい環境に飛び込んで習慣を変えると効果的 【浪費癖を改善する対策 1】
浪費癖を改善して、借金を返済すると決めたならば、これからの新しい生活環境を整えていきましょう。
人と関わり合う場所に出かけて楽しむ時間を増やすと、とても人生が充実します。
これを機になにか新しいことをはじめるとよいと思います。
お金をかけなくても楽しめるものはたくさんあるので、ぜひ探してみてください。
浪費癖のある方へおすすめの趣味
- スポーツジム
- ダンス (社交ダンス、フラダンス、タンゴ)
- フットサル
- スキューバーダイビング
- バンド
- 料理教室

浪費をすることは、無駄なものにお金を費やしていることなので、本当に大事なことに時間とお金を使うことは浪費とはいえません。
夢中になれることに多くの時間を費やすようになると、自然と無駄なお金の使い方が治っていきます。
ギターを買いたい、と思ってお金を貯める生活をするのは、浪費癖を治すのにとてもよいことです。
なにかやってみたい! という方は、それにトライしてみるのがよいです。
やりたいことがない、面倒くさい、という方は、実際に自分がやらなくても、鑑賞する、観戦する、という立場でなにかに熱狂する時間を持ってみてください!
依存症レべルだと治療をして浪費癖には対処するべき 【浪費癖を改善する対策 2】
浪費癖は一度習慣化されてしまうと、その回路を絶つことがひどく難しいといわれています。
実は「浪費依存」は、「ギャンブル依存」「アルコール依存」「薬物依存」に匹敵するほど怖いものだといわれており、また「買い物依存」だけを発症している人は少なく、ほかの依存症も併発している人がほとんどなのが現状です。
自分が「浪費依存」にまで至っていないか? をこの機会に、一度チェックしてみましょう。
浪費依存症チェック10項目
- 手持ちのお金がなくてもついついクレジットカードで買ってしまう
- 去年よりも高価な買い物をするようになった
- TVをショッピングを見ると、電話をしてしまう
- ある商品を買うと、全シリーズ全色を買い揃えないと気が済まない
- 買った商品が届いても使っていないものがある
- 買ったものを捨てられない
- ショッピングをしないととても不安だ
- ショッピングをしたあと大きな罪悪感に駆られる
- なにを買ったのかを家族や友人には秘密にしている
- 買った商品が届いても開封しないことがある
生活に支障をきたしているかどうか? が「浪費癖」と「浪費依存」(買い物依存)の境界線です。
yesが7つ以上ある方は、すでに浪費依存になっている可能性は高いです。
たとえば、貯蓄ができずにお給料の多くを買い物に使ってしまう方はまだ浪費癖の段階ですが、借金をしてまで買い物をしている場合は依存症になっているといえます。
もし、自分が浪費依存の段階にまで至っている、と心配ならば、一度専門医を訪ねてみましょう。
心療内科は大学病院ではなく、専門の病院を訪ねることをおすすめします。カウンセリングがあり信頼のできる主治医がいる病院を訪ねてください。

浪費癖で借金がある彼氏 完済を考えているかどうかがカギ



彼氏との話し合いでは「借金が完済できるものなのか?」を聞くことば一番大事
浪費癖がひどく借金をしている彼氏がいる場合、彼に借金について質問をしてみましょう。
なかなか相手のほうも話しづらいことだとは思うので、「二人の今後のために」といって、次の6つについてまずはしっかり確認してみるのがよいです。
彼氏から聞き出すこと
- 債務総額
- 借入社数
- 借入社名
- 借金の理由
- 最初の借り入れについて
- 現在までの経緯
とりわけ重要なのは、債務総額です。
本当は3社から借りているのに、いちばん金額の多い業者のことはいわないでごまかそうとする方が多いです。
次に「完済できる予定があるのか、どうか?」を聞きましょう。
- 借金は完済する予定がある
- 借金ははっきりとした完済予定はない


曖昧な返答である場合は、明細や毎月の予定返済額などの提示を求めてください。
完済計画が怪しい…という場合は、弁護士に依頼をして、任意整理で返済するように説明してみるとよいです。
今後の利息をゼロにして借金を返済していくことができる、とわかると、借金問題とちゃんと向き合ってくれるようになってくれる男性も多いです。
借金は弁護士を頼れば完済することが可能なので、問い詰めずに、いっしょに解決をしていこう、と持ち掛けてみてください。
彼氏が相談にのってくれない場合は、自分で相談だけしてみる
彼氏の借金で対処すべきこと
- 完済について専門家に相談をする
- 彼氏に二度と借金ができない対策をする
借金理由と修復の方法
借金理由がギャンブル | 病院に行かせて専門治療を行う |
転職・失職が理由で借金 | 公的補助を検討。即座に判断をせずに、まずは役所に相談を |
引っ越しや車などで借金 | しっかりとした具体的な返済計画をたてれば大丈夫 |
浪費が理由で借金 | 借り入れできる環境をなくしてしまうこと |
彼氏が話し合いにのってくれない、という場合は、ご自身が弁護士に相談をしてみてください。
任意整理で返済するのがよいのは、その後5年ほど借り入れができなくなることで、そうすると強制的に今後の彼のキャッシングや浪費癖を抑止することができるんです。
相談だけであれば、当人でなくても大丈夫なので、どうしても彼氏が話をうやむやにしてしまう…という方は、自分から弁護士とコンタクトをとってみてください!
浪費癖の人は人生で本当に欲しいものが手に入らない




浪費癖の人は人生で損しているといえます。
浪費癖のある方は短期展望の視点でお金を使っており、長期的展望がありません。
貯金ができないので、大きな買い物ができません。休みを待って旅行に行くとか、家をリノベーションするとか、夢を持ってお金を使う、という感覚がなく、人生をエンジョイできていない人がとても多いんです。
お金を偏って使っていると、それだけ多くのものにお金だけではなく、時間も、労力も偏って使っている、ということになります。
お金は正しく使うことが大事で、そうしていくと、自然と浪費は減っていくはずです。
正しくお金を使うと、本来の人生の充実感を取り戻すことができます。
実は誠実で我慢強い人ほど、苦しい境地に立たされてしまう場合が多いので、今はじっくりとそんな自分を労って見つめなおす時期です。しかし、いつまでも浪費をしているわけにはいきません。そろそろ人生を変えましょう。
これからの人生を考えるならば、ずるずるとお金の問題に縛られていくのはマイナスな側面でしかありません。
匿名・無料で専門家に相談ができます。
今が借金について考えてみる、絶好の機会です。一歩を踏み出せば、自分の手で未来を変えていくことができます!
人生を取り戻してください。