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お金にだらしない人は「お金の管理能力」をあげ、「コンフォートの原則」を学び、「未来のためにお金を使う」とよい
お金にだらしない人は、無駄なものにお金を使いすぎています。
お金は本来使われるべきところに使い、不必要なところには使わないようにすると、効率の良い使い方ができます。
そのために次の3つのことを実践してみましょう!
お金にだらしない人のための3つの実践術
- お金の管理能力をあげる
- 長期的な人生設計をたててお金の使い道を考える
- いちばん時間を使っているところにいちばんお金を使う (コンフォートの原則)
まずは、日常におけるお金の管理能力を磨くことが最も大切なことです。
次に、長期的な視点でお金を使うよう工夫をする必要があります。
そして「コンフォート原則」を使ってお金を使うとよいです。
「コンフォートの原則」というのは、自分が最も長く時間を使っているところにいちばんお金を使う、というものです。そうすることで、お金を使っているところに人生の多くの時間が注がれるため、人生の充実度がアップします。
また、借金がある方は、債務整理で借金返済をしましょう。利息をゼロにできます。利息は最も無駄な支出なので、これをなくしてしまえれば、返済がスムーズです。
債務整理の具体的な手続き、またデメリットについても、記事の後半で詳しくお話していきます。

お金にだらしない人の特徴
- 浪費が多い
- お金の使い方が下手
- 見栄っ張り
- 自制心が弱い
- ギャンブル好き
- 安いものを計画性なしに買い過ぎる
- ものごとを短期的な視点で見ている
- 給料日まで買い物を我慢できない
- 借金をしている
お金の管理にうまくなる5つの具体的対策 point.1



お金の管理にうまくなる5つの実践術
- 毎月の収支表を作成する
- 支払いにはクレジットカードを使う
- 買うものに優先順位をつける
- 安いものを買うのをやめる
- 習慣を改める
毎月の収支表を作成してお金の出どころを確認する
最初はざっくりしたものでよいので、収支表を作成してください。自分がふだん、どんなものに、いくらくらいのお金を使っているのか? を把握することは、お金の使い方が上手くなる基本中の基本です。
だいたいの数字で作ってみて、出来上がった表を眺めてみましょう。
「ここ、使い過ぎてるな」とか、「ここ、削れそうだな」という箇所をピックアップして、節約できないか? を検討してみるとよいです。

一か月の収支表(例)
給料 25万円 | 家賃 75,000円 |
食費 23,000円 | |
遊興費 30,000円 | |
通信費・携帯代 12,000円 | |
光熱費 10,000円 | |
日用品・消耗品 3,000円 | |
医療費 6,000円 | |
交通費 15,000円 | |
洋服代 16,000円 | |
雑費 10,000円 | |
借金返済額 50,000円 | |
合計 250,000円 |
支払いはクレジットカードを使って家計簿アプリと連動させる
マネーフォワード等のスマホの無料アプリを使って家計簿をつける習慣をつけましょう。
レシート読み取り機能がありますから、買い物をしたらその場で読み込んでいけば、OKです。
現在現金払いが多い方は、支払いについてはできる限りクレジットカードを利用したほうがよいです。
家計簿アプリと連動ができてお金の管理も楽になりますし、そもそもキャッシュレスのほうが、ポイント還元等で毎月の支出を安く済ませることができます。
カードだとついついキャッシングしてしまう…という方は、デビットカードを作って使用しましょう。
デビットカードは即時引き落としなので、予定より使い過ぎた、ということがなくなります。
節約については、下の記事でさらに詳しく触れています!
-
借金返済しながら節約生活!劇的にお金の問題が解消する4つの秘策
借金返済をしながら節約生活をするためには、まずは利息を減らすことから考えます。借金完済のための計画案の作成、お金の基礎知識を学ぶ、収支を見直す、節約テクニックを実践する、の4つのステップでお話します。
続きを見る
買いたいリストを作って優先順位が高いものから買う
買い物をする際は、購入リストを作成し、優先順位をつけましょう。
順番が高いものから検討をして、買っていくようにすると、浪費を少なくできます。
- 今すぐ必要
- そのうち必要
- あれば便利
優先順位の低いものは、買うのを我慢するのではなく、できる限り購入の日にちを延ばしてみることがポイントです。
本当に必要だと思うならば、後日買えばよいわけです。

また、買いものをする際に、一回時間を置いて吟味してみるのも効果的です。衝動買いが減ります。
何回か買うのをやめられるようになると、買わなくても平気なんだ、とだんだんと思えるようになります。
浪費対策については、下記の記事でも詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
-
浪費癖が治らない…借金も!これ以上現状悪化させない7つの改善策
浪費癖はちょっとした生活の行いで劇的に改善できます。クレジットカードを持ち歩かない。家計簿をつける。買いたいリストを作る。消費対象のレベルを下げる。インターネットショッピングをやめる。他人にお金を管理してもらう。定期預金を利用する。これらを試してみましょう。
続きを見る
安いものは買わないようにする
お金にだらしない人は、ケチである、とよくいわれます。
ちょっとピンとこないかもしれませんが、この理由は「ケチな人は安いもの買っている」からです。
安いものを買う習慣が身につくと、安いからといってついつい要らないもので買ってしまうことが多くなるんです。
また、安いものばかり買っていると、買ったものを大事に扱わない感覚が根本に身に着いてしまい、何度も買い替えたり、結局壊れて買い替えて高くついたりしています。
ケチな人は自分が無駄な消費をしていることに気づいていません。逆に節約をしていると思い込んでいます。
- 安いものを買ったせいで壊れて、何度も買い替えている
- 安いからといって必要以上に買ってしまっている
- 買ったものを大事に扱わなくなる
ものの価値に鈍感な感覚がつづくと、お金の価値にも鈍感になっていきます。
必要でないものに財布のひもを締めるのはよいことですが、必要なものには相応のお金は出すようにすることが大事です。
習慣を改めて無駄な消費を省く
惰性で購入しているものがあったら、一度検討しなおしてみましょう。

- 自動販売機をよく利用する
- コンビニによく行く
- 同一サービスを複数契約している
自動販売機で飲料をよく買っている人は、家で飲み物を作って、タンブラーで鞄に入れて持ち歩くようにするとよいです
コンビニに行くと、無駄なものも買ってしまいがちなので、行く回数を減らすことで対策します。
2回に1回でも、コンビニじゃなくスーパーを利用するようにすれば、かなりの出費を抑えることができます。
AmazonプライムやNetflix (ネットフリックス) など、同一のサービスを利用するのに何社も契約してしまっている方は、一つに絞るべきです。
惰性の習慣を改める際のポイントは、とりあえずやめてみる、ことです。
「なくても案外平気だ、必要ないものだったんだ」と思えたならば、そのまま本当にやめてしまえばよいですし、「やっぱり必要なものだ」と思ったならば、また利用すればいいんです。
お金にルーズを治す2つの実践ポイント point.2&3



お金を使うときの2つのポイント
- 長期的な人生設計をたててお金を使い道を考える
- いちばん時間を使っているところにいちばんお金を使う (コンフォートの原則)
長期的な計画を立てると無駄を省いたお金の使い方ができる
長期的な人生設計を立てて、お金の使い方を考えましょう。長期的な視点を持つと、使用目的が明確になります。
未来のヴィジョンをできる限り具体的にイメージすると、それを達成するには今なにをやればよいか? ということが判断ができ、なににお金を使うべきか、についてもわかってくるわけです。
長期的なお金の使い方
- 人生の目標を立てる
- ☞ 未来にこうなっていたいイメージをできる限り具体的に描く
- ☞ そのためには今なにをやるべきかを明確にする
- ☞ 今やるべきことにお金を使う
お金にだらしない人はたいてい短期的な視点でものごとを見ている傾向があります。そうすると、その場で消費するだけの無駄なものにお金を使いすぎてしまうわけです。
ライフイベントとそれにかかる費用
ライフイベント | かかる費用 |
22歳 就職 | 20万円 (スーツや鞄など) |
23歳 一人暮らし | 50万円 (引っ越し代) |
28歳 結婚 | 300万円 (挙式代) |
32歳 第一子誕生 | 50万円 (出産費用) |
35歳 住宅購入 | 500万円 (マンションの頭金) |

「10年後にキャリアップして年収を倍にしたい!」という長期プランがあるならば、逆算をして、今なにをやるべきなのか? を考えていきます。
そのために必要なサービスや商品を具体的にイメージしていきましょう。それに時間もお金も投資するように考えていくとよいです。
ヴィジョンがない…という方は、「夢を探すためのものにお金をかけみてる!」ことをおすすめします。
長く時間を過ごすところに支出を多く割くと有益なお金の使い方ができる
人が時間を費やしているものにお金もそれだけかけると、生活の満足度があがる「コンフォートの原則」という考えがあります。
この「コンフォートの原則」を利用すると、とても有益なお金の使い方ができるようになります。
コンフォート原則の利用方法
- 一日で自分が何にいちばん時間を使っているか? を調べる
- そこで必要な商品をピックアップする
- その商品の機能性、価格などを吟味して、購入を決める


あれこれもと手ごろな値段で曖昧な消費をするのではなく、自分が生活の中で多くを費やしているものにそれだけのお金を使うと、人生の充実度は間違いなく上がっていきます。幸福度も上がっていきます。
長い時間を使っている代表的なこと
- 仕事
- 睡眠
- 家事
- 趣味
たとえば一年に一回行くか行かないかの海外旅行のために高価なスーツケースを買うよりも、毎日仕事で使う鞄にお金を使ったほうが、人生の満足度は間違いなく上がります。
商品には相場というものがあり、多くの人はこのことに振り回されて、本来自分にはそれほど価値がないものにお金を使いすぎている傾向があるんです。
「コンフォートの原則」を意識してみましょう。自然とお金の使い方が上手くなっていくはずです。
借金にルーズな方は債務整理で返済




任意整理をすると、今後の利息をゼロにできる
任意整理の特徴
- 内緒で借金返済ができる
- 今後の利息をゼロにできる
- 払い過ぎた利息を減額できる
- 借金理由は問われない
- 借金額の上限はない
- 財産が奪われることはない
- 自分の返済能力に合わせて毎月の返済額や返済期間を設定できる
債務整理の1つである任意整理を行えば、今後の利息をゼロにして、借金の完済を目指すことができます。
とにかく利息が最も無駄な支出なので、これを減らすことができるのは、とても効率的な借金解決方法です。
任意整理の手続きの流れ
弁護士に依頼をすると、2日から1週間で取り立てが止まります。
任意整理をしても会社や家族に知られることはありません。
依頼から実際の返済がはじまるまでに4か月程度あり、この間に返済額を貯めておくことができます。また弁護士費用もこのときに支払います。
任意整理にかかる費用の詳しい内容については、こちらにあります。
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任意整理の費用の相場と支払いを安く抑えるための工夫
任意整理を行う際には、着手金が2~5万円、減額報酬が債務額の10%、解決報酬が2~5万円かかります。すぐに用立てする必要はありません。適正価格にするためのコツについても解説しています。
続きを見る
返済に行き詰っている…という方は、任意整理で借金を解決しましょう。無料で弁護士とお話ができるので、相談してみてください。
おすすめの弁護士事務所です。
※ プライバシー配慮のために診断結果はお電話での対応になります。無料相談であっても内容が第三者に漏れることはないので、安心してください。
任意整理をすると、お金にだらしない自分を矯正できる


任意整理をすると、5年程度借り入れができなくなります。
住宅・教育・車のローンが組めなくなったり、クレジットカードでの借り入れ、支払いができなくなるんです。
これらについては、以下のように対策をしましょう。
任意整理によって起るデメリットへの対応
- 緊急に借り入れが必要な場合は家族にお願いをする
- カード払いはクレジットカードではなく、デビットカードを使う
- 5年経過すれば、デメリットはすべて消える
- 借り入れができない期間は、お金にだらしない性格を改める期間だととらえる
借り入れに制限がかかる理由は、信用情報機関に任意整理をした事実が掲載されるためです。
しかし、5年経過すれば信用情報から名前が消え、元通りになるので安心してください。
そもそも、借入ができなくなることは、お金にだらしない方の場合には、とてもメリットになるものであることを知っておくべきです。
なぜなら借入ができなくなることが強制的に働くために、お金にだらしない生活を改められるようになるからです。
任意整理をしてしばらくの期間は、お金の使い方に上手くなる期間だととらえて、人生を再計画することにしましょう。
任意整理を行ってから5年の間に起るデメリット
- 信用情報機関に事故情報が載る
- 住宅ローン・マイカーローン・教育ローンが組めなくなる
- 新しくクレジットカードが作れなくなる
- 銀行口座が3か月凍結する
- 保証人になれない
- 携帯の機種を分割購入できない
- 新転居先の審査に落ちることがある

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任意整理と信用情報機関掲載、そのデメリットと対策について
任意整理で信用情報機関に掲載されることのデメリットは、ローンが組めなくなる・新しくクレジットカードが作れなくなる・銀行口座が3か月凍結する・保証人になれない・携帯の機種を分割購入できない・新転居先の審査に落ちることがある、など。すべて対策があります。
続きを見る
実は、クレジットカードは作ることもできます。どうしても新規で作りたい方は、以下の方法で作ってください。
任意整理のときのレジットカードの作り方
全部のカードで過去に借金をしていて、すべてが任意整理対象である場合は、任意整理前に審査の通りやすい会社に申請してクレジットカードを作っておくのがよいです。
審査が甘いところでクレジットカードを作ることを検討しましょう。流通系は比較的甘いです。信販系でしたら、「セディナカード」などがよいです。
消費者金融のカードは作りやすいですが、やめておきましょう!
クレジットカードの審査難易度
【低い】 < 【高い】
消費者金融系 < 流通系 < 交通系 < 信販系 < 銀行系
弁護士に相談をしてみましょう。
検討したい方は、専門家の意見を一度聞いてみて、よく吟味した後、任意整理をするかどうか? を決めるのがよいです。
自分に合った債務整理法や、借金返済プランを提示してくれます。
※ プライバシー配慮のために診断結果はお電話での対応になります。無料相談であっても内容が第三者に漏れることはないので、安心してください。
お金にだらしない自分を治すことで人生は変わる 【まとめ】
お金にだらしない生活は人生の損失です。
無駄なお金の使い方を改めて、有効にお金を使って、人生の充実アップをはかりましょう。
お金の使い方を変えると、人生が激変します。この機会にぜひ上手なお金の使い方を実践してみてください。
お金にだらしない人のための3つの実践術
- お金の管理能力をあげる
- 長期的な人生設計をたててお金の使い道を考える
- いちばん時間を使っているところにいちばんお金を使う (コンフォートの原則)
利息はもっとも無駄な支出なので、借金は早急に完済を目指す必要があります。
任意整理をすれば今後の利息をゼロにできるので、借金完済が楽になります。
将来のために、今からぜひ人生の再スタートを切ってください!