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借金が発覚したときの対応策!聞くべき9つの質問と最善の解決法

投稿日:2020年3月14日 更新日:

寿々木
ご家族や恋人に借金があることが発覚したときに、どう対応するのがよいか? についてお話をします。
裏切られた…って感じで、冷静になれない人が多いんじゃないかな…。話し合いをするにしても、相手が本当のことを言ってくれないかもしれないし。
サチコ
寿々木
このことは大事ってことがあって、聞くべきことはしっかり聞いて、確認しておく必要があります。
相手がなにもしゃべてもくれないって態度だったら…?
サチコ
寿々木
そういうケースの対策についてもお話していきます!

 

借金が発覚した場合「完済の目途」が立っているか?をまず確認しましょう

借金が発覚した場合は「完済の目途」が大事

ご家族や恋人に借金が発覚した場合、「完済の予定はどうなっているのか?」を確認してください。

借金は解決する問題であるのか、棚上げされた問題であるのか?

そのことで事情がまったく違ってきます。

完済予定がしっかり立っているということは、当人が借金問題と逃げずに向き合っているということであり、いっしょにいる人間に対する誠意もしっかりある、と判断できます。

以下の9つのことを相手に質問しましょう。

借金が発覚したときに当人に聞くべき9つの質問

  • 借金の返済の状況と完済の目途について
  • お金を借りている金融機関 (明細、クレジットカードの提示)
  • 総額と金融機関ごとにいくらずつ借りているのか?
  • 滞納をしているか? (遅延損害金の発生、督促状や催告書が来ているのならばその状況)
  • 保証人の有無
  • 担保の有無
  • 業者の他に個人的に借りている相手はいないか? (親族等)
  • 借金はいつから?
  • お金の使い道 (明細や領収書、レシートの提示)

曖昧に返答を濁すようであれば、無理に聞きだす必要はありません。

ただし、完済予定だけは必ず確認しておく必要があります。こちらの人生にも大きく関わってくるためです。

そして以下の具体的な対策に乗り出しましょう。

 

具体的な完済計画がなければ法的に解決する

具体的な完済計画

借金が発覚した際に、この先どうなるか? の最大のポイントは「完済の目途」です。

たとえば、当人に借金を完済する気持ちが強くあっても、それが現実的なものでなければ具体的な解決方法とはいえません。とにかく、具体的かどうか? が大事です。

毎月〇万円ずつ支払っていって、〇年の〇月に借金は完済する、と具体的な完済予定を聞き出してください。

その際は、以下のことは理解しておいて、慌てずに対処してください。

  • 連帯保証人でなければ、家族に返済義務はなく、取り立てが行われることもない (知らずに連帯保証人にされていた場合も無効)
  • 会社や親族に借金のことが知られることはない
  • 返済が困難になった場合、担保は差し押さえられる可能性がある
  • 死んだ親の借金は配偶者や子供に相続される

明確な完済予定がない場合は、債務整理で借金返済をすることをすすめてください。

債務整理は弁護士や裁判所を介在させて、借金を減額したり、分割にしたりすることで、支払いをしやすくする債務者の救済制度です。

債務整理がよいのは、それで借金を返済すると、5年間程度借り入れができなくなるペナルティが課せられることです。

今後、今回のように内緒で借金をしていた…なんていうことがなくなります

3つの債務整理

  • 任意整理 弁護士を通して、債権者と減額交渉をしてもらう
  • 個人再生 裁判所を通して、借金を減額してもらう
  • 自己破産 裁判所を通して、借金を免除してもらう

保証人の有無、担保の有無は、しっかり確認しておきましょう。

もしあった場合は、それらに問題が及ぶことも考えられます。

また、親など、業者以外のほかに借金している者があるのか? を聞いておきましょう。友人に連帯保証人になってもらっている…などという場合は非常に危険です。当人に返済能力がなくなると、連帯保証人に取り立てが向かいます。

明細などがあれば、それらの提示も求めて、できる限り具体的なことを聞き出してください。

債務整理をすれば、返済が困難になっている借金も完済することができます。

 

任意整理をすれば借金を減額して返済できる

任意整理

寿々木
任意整理についてお話します。最もポピュラーな債務整理法です。デメリットもお話しますので、検討してみましょう!

任意整理の特徴

  • 内緒で借金返済ができる
  • 今後の利息をゼロにできる
  • 払い過ぎた利息を減額できる
  • 借金理由は問われない
  • 借金額の上限はない
  • 財産が奪われることはない
  • 自分の返済能力に合わせて毎月の返済額や返済期間を設定できる

年間100万人近い方が利用しているといわれる、最も利便性の高い借金整理法が任意整理です。

任意整理をすれば、今後の利息をゼロにして、払い過ぎた利息があった場合はそれもいくらかカットして、借金総額を減額できます。

債務者の返済能力に合わせて、3~5年間をかけて借金を完済していきます。

債務者が債権者と手続きする必要はなく、弁護士がすべてをやってくれます。

ただし、デメリットもあるため、注意すべき点があります。

任意整理をすると、信用情報機関(いわゆるブラックリスト)に5年間ほど名前が掲載されます。そうすると、5年間程度、住宅ローンや教育ローンを組むことができません。

任意整理のデメリット

  • 信用情報機関に事故情報が載る
  • 住宅ローン・マイカーローン・教育ローンが組めなくなる
  • 新しくクレジットカードが作れなくなる
  • 銀行口座が3か月凍結する
  • 保証人になれない
  • 携帯の機種を分割購入できない
  • 新転居先の審査に落ちることがある

しかし、任意整理をするとよいのは、借入ができなくなることで、借金癖がある方の借金を強制的にやめさせることができる点です。

任意整理で起こるデメリットについては、こちらでさらに詳しくお話をしていますので、ぜひごらんください。

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任意整理における信用情報機関の掲載で起るデメリットとその対策

任意整理で信用情報機関に掲載されることのデメリットは、ローンが組めなくなる・新しくクレジットカードが作れなくなる・銀行口座が3か月凍結する・保証人になれない・携帯の機種を分割購入できない・新転居先の審査に落ちることがある、など。すべて対策があります。

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弁護士に無料相談ができます。

債務整理は当人でなければ行えませんが、相談だけでしたら、当人でなくてもかまいません。

※ プライバシー安全管理のために相談は電話になります。わからないことは、とにかく聞いて不安を取り除くことが大切です。

(弁護士には守秘義務があるため、無料相談の内容が、他人に知られることはありません。)

 

借金が発覚した相手・それぞれのケースの対応

寿々木
個々のケースでの対応についてお話していきます。
それぞれのケースで対応も違ってくるのかしら?
サチコ
寿々木
借金をした当人とこれからどういう関係を維持していくのか? がポイントになります。ご自のケースをぜひ読んでください。

 

彼氏の借金が発覚・完済の目途で、二人のことを彼がどう思っているか? の判断材料にできる

彼氏の借金が発覚

借金をしたのが彼氏であった場合は、彼氏に次のことを聞いてください。

借金の完済予定はいつ?

借金について完済する予定を明確に持っているのか? その回答次第で、彼がお金とどんなふうにふだんから接しているのか? ということがわかると同時に、あなたへの態度が真剣なものであるか? がおおよそわかります。

完済予定が明確でない場合は、二人の将来についてけっこういい加減な態度であると判断しましょう。

もちろん、返す気持ちはあるがどうしていいかわからない…という方もいると思うので、そういう場合は、債務整理をしての借金完済をすすめてください。

間違っても肩代わりをしたり、一緒に返すということはしないほうがよいです。なぜならお金の問題はこの先もたいてい繰り返すからです。

この機会にしっかり清算することが必要です。

 

彼女の借金が発覚・あくまでアドバイザーとしての姿勢を貫く

彼女の借金が発覚

借金をしたのが彼女であった場合は、次のことをしっかり確認しましょう。

借金の完済予定はいつ?

完済予定が立っていないと、お金の問題は今後もずっとついてまわります。

そして、なににお金を使ったのか? どうしてそんなことになったのか? はあまり執拗に問い詰めない方がよいです。

お金の借り入れは自然とはじまったことが多く、いつのまにか膨れあがり、返済が困難になっている場合が多いです。「完済」について集中的に聞きましょう。

一緒に返していったり、肩代わりをしたりすることはやめたほうがよいです。

彼女がお金で困っている場合は、あくまでアドバイザーとしての立場を貫いてください。

借金はあくまで当人の問題であり、早急に対策を打つべき問題です

放置しておくと、後々二人の関係にひび割れを起こします。

完済が難しそうだったり、今後も借金を繰り返しそうな場合は、債務整理で返済するようにすすめてください。

 

旦那の借金が発覚・離婚を考える前に妻としての義務を果たす

旦那の借金が発覚

旦那さんの借金がわかった場合は、冷静に話し合う機会を持つことが大事です。

以下の家庭事情のことは、妻側としては一応把握しておきましょう

  • 毎月の決まっている収入(給料)
  • 毎月の決まっている出費(家賃・公共料金など)
  • 毎月これなら返済に充てられるという金額

話し合いをしたうえで、借金はあくまで旦那さんの問題であり、旦那さんに解決してもらようにしてください。

返済が無理な借金も債務整理で完済が可能になります。

借金理由が浪費の場合、借金癖はなかなか治りませんので、債務整理で完済して、今後借り入れができなくなるようにするのが、もっとも都合がよいです。

仮に、離婚を考える場合は、相手に借金があっても慰謝料、養育費等を請求できる権利がありますが、しばらくは冷静になる気持ちを持ちましょう。

どういうふうに話し合いを持ったらよいか? についてはこちらの記事が参考になります。

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旦那の借金で話し合いをするときにはどう対応をするのが適切か?

旦那が借金をして話し合いを持つ場合、債務整理による解決を提案しましょう。これから5年ほど借り入れができなくなるので、旦那が借金ができなくなります。安易にお金を借りられることが、一番大きな借金をしてしまう理由です。当人でなくても弁護士には相談ができます。

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嫁の借金が発覚・生活費が理由であったら家族の問題としてとらえる

嫁の借金が発覚

妻の借金が発覚した場合は、借金理由を最初に聞くことが大切です。

借金したのはなにが理由なのか?

妻の借金が浪費ではなく、生活維持費であった場合、法律的に、夫側にも返済義務が発生することになります。(「日常家事債務) 民法761条)

妻の借金は生活のやりくりで起こる場合が多いです。

たとえ一部でも生活のためにお金が使われていたならば、ご夫婦の問題として借金を返していく必要があります。

債務整理をすれば、借金返済が可能になりますので、お二人で解決をしていきましょう。

もし妻の借金が身勝手なものであった場合は、当人に債務整理をすることで借金を完済させてください。今後しばらく借り入れができなくなる状態を作ってあげることが、ベストな対策です。

 

父の借金が発覚・家族には返済義務がないことを理解する

父の借金が発覚

親の借金が発覚したときは、次の点をよく理解をしておいて、慌てずに対処しましょう。

連帯保証人でない限り、借金の返済義務は子供には発生しない

家族に一切の返済義務は発生しません。

「連帯保証人になっているか、わからない…」という方がいらっしゃるのですが、連帯保証人は「自筆署名」と「印鑑」が必要なので、必ず自覚があるはずです。

仮に「知らないあいだに連帯保証人にされていた…」場合は、その保証人の契約は無効です。

次のようなケースはそれぞれ個別に対応をする必要があります。

  • 住宅ローン 親が支払えなくなった場合、住宅は競売にかけられてしまうため、残したいのであれば、親の借金は家族で返済していく必要がある
  • 奨学金 親が支払えなくなった場合、返済義務は子供に移る、返済が困難ならば猶予措置や減免措置の制度を利用する

困難になった親の借金を家族で協力して返済をしていきたいという場合は、債務整理をして借金整理をするのがよいです。

多額のお金でも返済は可能です。

個人再生をすれば住宅ローンをストップして返済が可能です。自己破産をすれば全額免除できます。

 

死後借金が発覚・親の借金は相続される

死後借金が発覚

家族の死後に借金が発覚した場合は、親の「借金」は親族に相続されることを理解して、対策に乗り出してください。

親の死後、その借金は配偶者や子供に相続される

借金は「マイナスの遺産」とみなされ、遺産として親族に相続されます。

このときマイナスの遺産のみを相続しないということはできません。

プラスの財産からマイナスの財産を差し引いて処理をする、つまり「一部の相続を放棄をする」手続きをとるのが一般的です。

相続で注意しなければならないことは、相続を放棄をしても相続自体が消滅しないことです。

たとえば子供が親の借金の相続を拒否した場合、今度はその返済義務が別の親族たち、たとえば孫や親戚に移っていきます。

親族の一人でも賛同を得られなければ、相続放棄はやめるべきことです。

親の死後、借金が発覚して、相続をどうしたらよいか? に悩まれている方は、こちらの記事に詳しいので、ぜひごらんください。

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親の借金を相続放棄する際のデメリットとそのための対応策

相続放棄には、負債が次の相続人に引き継がれる、実行すると、二度と撤回ができない、などいくつかのデメリットがあります。相続放棄は慎重に行う必要があります。相続放棄にはどんなデメリットがあるのか? 難しい場合の対策についても解説しています。

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相続後に借金が発覚・3か月後でも相続放棄はできる

相続後に借金が発覚

相続後に借金が発覚したケースについてお話します。

相続放棄は法律で「相続人に支払い義務があることを知った日から3か月以内」と定められています。

(相続の承認又は放棄をすべき期間)

第915条

1 相続人は、自己のために相続の開始があったことを知った時から三箇月以内に、相続について、単純若しくは限定の承認又は放棄をしなければならない。ただし、この期間は、利害関係人又は検察官の請求によって、家庭裁判所において伸長することができる。

通常、亡くなった親に借金があることがわかったら、そのマイナスの財産をプラスの財産から差し引く「一部の相続放棄」の手続きをしますが、死後ずいぶん経って当人に借金があることを知った場合については、「知らなかったこと」を証明することができれば、この期間を無効にすることができます

相続放棄はあくまで「相続を知ってから3か月」という意味であり、つまり、3か月経っていても、亡くなった親の借金の相続放棄をすることが可能なわけです。

弁護士に「借金を知らなかった」ことを告げて、相続後に借金が発覚した問題について、慎重に対処しましょう。

※ プライバシー安全管理のために相談は電話になります。わからないことは、とにかく聞いて不安を取り除きましょう。

(守秘義務がありますから、相談内容が第三者に漏れることはありません。)

 

借金の発覚が夫婦の場合の対処法

結婚をしたら、相手に借金があることがわかった! なんてケースをよく聞くんだけど、夫婦の場合で気を付けることってあるかな?
サチコ
寿々木
夫婦間のいくつかのケースでのそれぞれの対応策を具体的にお話していきます!

 

結婚前に婚約者の借金が発覚・結婚を延期する

結婚前に婚約者の借金が発覚

結婚予定だった相手に借金があることが発覚した場合、次の点を踏まえて対処をしましょう。

借金はあくまで当人の問題であり、当人に帰すべき問題である。しかし、他人事とはとらえてはならない。

借金がある相手と結婚することになって、戸籍が一緒になっても、こちら側に返済義務が発生することはありません。

しかし、家族となった場合、結局は夫婦のどちら側もお金の心配をする必要はもちろん出てきます。

相手が正直にお金の話をしてくれ、こちら側が納得できる対応であれば、結婚は延期するのが、いちばん妥当な解決方法です。

相手が借金問題に対して誠意ある姿勢を見せてくれるかどうか? で様子を見て、結婚の判断をすることをおすすめします。

婚約者の借金が発覚した場合の対処術

  • お金の問題について話し合いの場を持つ
  • 完済目途、結婚後のお金の事情について相手の話を聞く
  • 結婚を延期し、そのあいだに相手の誠意が感じられたなら結婚をし、しない場合は取りやめる

借金の完済目途を明確にしましょう。

専門家に依頼をして、債務整理をして完済計画を立ててください。

 

新婚の段階で借金が発覚・配偶者に返済義務はない

新婚の段階で借金が発覚

結婚をしてから相手の借金がわかった! という場合、まずは借金の返済義務は当人のみに発生し、戸籍が一緒であっても家族に返済義務が発生しないことを理解しておきましょう。

配偶者に借金の返済義務は発生しない

そして以下の9つの質問を相手にしましょう。

借金が発覚したときに当人に聞くべき9つの質問

  • 借金の返済の状況と完済の目途について
  • お金を借りている金融機関 (明細、クレジットカードの提示)
  • 金融機関ごとにいくらずつ借りているのか?
  • 滞納をしているか? (遅延損害金の発生、督促状や催告書が来ているのならばその状況)
  • 保証人の有無
  • 担保の有無
  • 業者の他に個人的に借りている相手はいないか? (親族等)
  • 借金はいつから?
  • お金の使い道 (明細や領収書、レシートの提示)

借金返済が難しそうであるならば、法的に借金を解決することを提案してください。

旦那に債務整理で返済をしてもらう

債務整理をすれば、その後5年ほど借り入れができなくなるため、借金癖を強制的に改めさせることができます。

債務整理で借金を返済すると、住宅ローンが組めなくなるわけですが、借金生活のまま結婚生活をスタートさせたところで、この先ローンどころか結婚生活が破綻してしまう可能性は大きいです。

子供が生まれてしまうと、養育費がかかってきて、教育ローンの問題も出てきます。

これから5年の間に借金問題を綺麗に清算てしまったほうがよいです。

5年間で借金問題とは決別して、そこから新たに結婚生活の再スタートを切る気持ちが大切です。

相手に誠意があるか? を判断するポイントは、今後の家族の貯金を妻の名義にしてくれるかどうか? です。ぜひ、そのように話をもちかけてみてください。

 

結婚後に借金が発覚して離婚・慰謝料は請求できる

結婚後に借金が発覚

結婚後に相手の借金が発覚して、離婚を視野に入れる方に対策をお話します。

仮に離婚をした場合は、相手がお金に困っていても慰謝料や養育費等をこちらは請求できる権利がありますので、この点については安心してください。

このとき相手の合意を得ることができれば、裁判をせずとも慰謝料の請求は認められます。

ただし、相手が離婚に合意しない場合は、裁判をすることになります。相手の能力に合わせた形での慰謝料が、情状酌量の余地を認める形で決定されます。

  • 離婚調停 夫と話し合いをする 家庭裁判所で調停成立後に離婚が成立
  • 離婚裁判 夫が話し合いに応じない 妻側に有利となる夫の不利な理由があれば離婚成立
寿々木
慰謝料を少しでも多く要求するための対策をお話します。

たとえば共同名義のマンションや車がある場合、あるいは、それまでの貯蓄等がある場合は、それらは夫婦二人の「共有財産」になりますから、分ける形でのいわゆる「財産分与」として請求しましょう。

お子さんがいらっしゃる場合は、成人になるまで養育費を支払う権利が相手に発生しますので、これも要求できます。

離婚後に慰謝料を少しでも多く要求する対策

  • 財産分与をする
  • 子供がいる場合は、成人までの養育費を求める

「家にお金を入れていなかった」「家庭を顧みなかった態度があった」そういう場合は、相手にとても不利に働くので、裁判ではこちら側の要求が通りやすいです。

旦那さんの借金で離婚を考える方はこちらをごらんください。

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旦那さんが隠れて借金をしたことが分かった! そんなときのいちばんの解決策は、旦那さんに債務整理で借金を完済してもらうことです。債務整理は合法的に借金を減額、または免除をして、窮地に陥った債務者を救済する借金整理法です。債務整理をすると、その後5年間ほど借り入れができなくなるため、旦那さんは強制的に借り入れができなくなります。

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借金発覚後に離婚をする場合は相手の借金理由と住宅ローン等の負担について要対策

借金発覚後に離婚

相手に借金があることがわかって、もう離婚を決意したケースにおいては、こちら側の返済義務の有無について注意しておくことがあります。

旦那さんの借金であっても、妻にも返済義務が発生する場合があるんです。

  • 旦那の借金理由が生活費のためだった場合
  • 住宅ローンで連帯保証人だった場合

夫の借金が生活費のためであった場合は、離婚をした後の妻にも返済義務があります。(「日常家事債務」 民法761条)

夫婦で住宅ローンを組んでいた場合は、離婚後、妻側にも住宅ローンの返済義務が発生します

離婚をした後は、プラスの財産からマイナスの財産を差し引いた返済額の義務が、妻側に残ることになります。

たとえば住宅ローンがけっこう高額で、慰謝料よりもそれが上回ってしまう場合は、妻側に大きな負担がのしかかってしまうわけです。

対策としては、家の売却後、プラスの財産が残るアンダーローンであれば、売却手続きをしてしまうのがよいです。

売却してもマイナスとなるオーバーローンである場合は、残った負債はこちら側で返済していかなければなりませんので、返済が難しい額であれば、債務整理で解決するのがよいです。完済まで住宅ローンを止めることができる個人再生という債務整理法があります。

※ プライバシー安全管理のために相談は電話になります。わからないことは、とにかく聞いて不安を取り除きましょう。

 

借金の発覚後、完済の予定を立てることで、相手の態度も変わることがある

借金の発覚後の相手の態度

家族や恋人に借金が発覚すると、こっちも不安でいっぱいになるよね。
サチコ
寿々木
完済の予定がしっかり立っているか? をとにかく明らかにすることが大切です。完済の目途が立っていれば借金問題は解決できますし、なければ完済予定を立てましょう!

借金の発覚後、話し合いの場を持とうとしても相手が応じない、あるいはいい加減な態度である場合は、完済の予定を具体的にするよう訴えてみてください。

債務整理をすれば返済が困難になった借金も完済が可能になります。

そうすることで相手の態度も改まっていきます

相手が真剣な態度でないのは、借金返済の目途がつかないから、という場合が多いのです。

完済の計画をしっかり立てることで、当人の態度も変わりますし、ご家族の未来も変わっていきます。

借金はまた繰り返してしまうケースが多いので、債務整理をして借り入れができなくなる状態を作ってしまうのが、借金解決にはもっとも有効な解決法といえます。

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  • この記事を書いた人
寿々木 与

寿々木(すずき)

このサイトは借金に苦しんだ管理人の経験から誕生しました。自主退職後、起業で失敗し700万を失い、借金が350万円まで増えてしまって、完全に首が回らなった後、3年掛けてようやく借金を完済し終えました! わかりやすくお伝えするために、対話形式を用いてストーリー仕立にしております。

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