未来のために今やるべきことを把握すれば状況は打開できる
人生が今どん底だと思われている方は、最初に心得ておかなければならない大事なことがあります。
つまるところ、「今がどん底」ということは、ほぼありません。
この先がもっともっとどん底の状態である可能性は非常に高いんです。
なぜなら人生には底というものがないからです。
本当の人生の恐ろしさというのは、底に落ちるまで人は自分の置かれた状況に気づかない、いや、底の底に落ちてもまだ気づこうとしない、という認識不足にあります。
なぜこういうことになってしまうか?
人は自分が辿ってきた人生の選択の責任をとることがほとんどできないためです。
その現状を確認しない生き方、ないがしろにしようという考え方こそが、今のような状態を生み出している最大の原因といってよいです。
では、どうすればいいか? というと、第三者の力を借りてしまえばいいんです。
さらに、数年後の未来を具体的に考えることが大切です。
未来を具体的にイメージすると、それを達成するためには今なにをすべきか? 現在自分が置かれた状況が具体的にわかってきます。
まずは借金について解決するための具体的な考えを持ってください。
借金額を把握し、どのような毎月の返済ならば完済できそうか? そのためにはどの程度の収入が必要で、支出を抑えればいいのか? を冷静に考えてみましょう。
返済が困難な方は、弁護士の力を借りることによって、借金を減額して返済することができます。
現在の借金事情を把握する
- すべての借入社と借金額のリストアップ
- 現在の収入と返済に充てられる額
- 完済予定日
3つの債務整理
- 任意整理 弁護士を通して、債権者と減額交渉をしてもらう
- 個人再生 裁判所を通して、借金を減額してもらう
- 自己破産 裁判所を通して、借金を免除してもらう
債務整理をすると、社会的信用を失う、と考える方がいますが、具体的にそれを行うことでどんなデメリットがあり、対策を施せばよいか? を弁えておいたならば、実はさほど心配は必要ありません。
任意整理のデメリット
- 信用情報機関に事故情報が載る
- 住宅ローン・マイカーローン・教育ローンが組めなくなる
- 新しくクレジットカードが作れなくなる
- 銀行口座が3か月凍結する
- 保証人になれない
- 携帯の機種を分割購入できない
- 新転居先の審査に落ちることがある
まずは自力で返済できないか? を検討してみましょう!
どうしても返済が難しい、現在もう苦しい状況に追い込まれている…という方は迷うことなく債務整理で借金返済を考えてください。
国が債務者の救済ために作った制度ですので、がんがん利用しない手はないです。
債務整理については、デメリット対策についても具体的にお話していきます。
後半では、今の状況を打開して人生を好転させるためにどうすればよいか? 人生どん底から這い上がる生活設計についてお話をしていきます!
借金を返済するために必要な3つの措置
借金返済に必要な3つの措置
- 現在の借金事情を把握し、収支表を作成し、効率をあげる返済方法に取り組む
- 「支出を減らす」と「実際に収入をあげる」で返済額を捻出する
- 生活改善をしてお金のやりくりにうまくなる
効率的な返済を試みて、間違った返済の仕方をしない
最初に、借金事情を把握しましょう。収支表を作ってみてください。
毎月の返済額がどのくらいか、捻出できそうな額なのか? を算出してみましょう。
借金事情の例
借入社名と借入金額と借りた月日 | ○○社 〇万円 (201○年 4月 10日) ○○社 〇万円 (201○年 9月 15日) ○○社 〇万円 (201○年 11月 30日) |
借金の理由 | 買い物 |
現在の債務総額 | 120万円 |
完済予定年月 | 202○年 3月 |
毎月の返済予定金額 | 5万円 |
一か月の収支表の例
給料 25万円 | 家賃 75,000円 |
食費 23,000円 | |
遊興費 30,000円 | |
通信費・携帯代 12,000円 | |
光熱費 10,000円 | |
日用品・消耗品 3,000円 | |
医療費 6,000円 | |
交通費 15,000円 | |
洋服代 16,000円 | |
雑費 10,000円 | |
借金返済額 50,000円 | |
合計 250,000円 |
返済に関しては、次の3つの工夫をしてみると、効率が上がります。
借金返済の効率を上げる3つのポイント
- 金利の高い業者から返していく
- 毎月一定額を返していく
- 繰り上げ返済をする
返済する際は、金利の高い業者から返済していくことを心がけてください。そのほうが借金総額は安くて済みます。
また、一定額を毎月返済するということを決めて、返済計画を立てることが非常に大事です。
返済額に浮き沈みがあると、結局借入額が安定せず、計画が思うように進まないことが多くなります。
収入に余裕があるときは、繰り上げ返済をしましょう。
多く借り入れをしている業者に集中して返済をすることで、毎月の返済額を少なくできますし、返済期間も短くすることができます。
借金返済の効率を下げる3つのポイント
- 毎月の返済額が低すぎる
- 借金を一本化する
- 新たな借り入れをする
また、返済の効率を下げてしまう返済方法もあるので注意しましょう。
毎月の返済額が低すぎると、返済期間が延びてしまうため、完済にたどり着くことがむずかしくなります。
また、金利の低い銀行のローンなどで借金を一本化してしまう考えもありますが、やはりこれも返済期間が延びてしまって、結果的に借金総額が増えてしまうケースが多いです。
そもそも借金が膨らんだ今の状態で、お金を貸してくれる銀行も見つけることはむずかしいです。
そしていちばんやっていはいけないことは、返済のために新たな借り入れをしてしまうことです。
こうなってしまうと、地獄の自転車操業にはまってしまうので、絶対しない、と強く肝に銘じておきましょう。
収入アップは「支出を減らす」ことと「実際に収入を増やす」の2つ
今のやりくりでは返済額が足りない…という方は、収入アップを図ってみましょう。収入を増やす方法は、2つあります。
- 支出を減らす
- 実際の収入を増やす
支出を減らす3つの方法
支出の減らす方法は3つあります。
月に1万円~2万円くらいは捻出できると思います。
支出を減らす3つの方法
- 固定費を削る
- 買うものに優先順位をつける
- 浪費を減らす
最初に、固定費を削ることができないか? を検討してみてください。
固定費は家賃や駐車場代など、毎月一定で変わらない支出額のもののことを差します。一見削れそうもないように思えるんですが、削れます。
おすすめの削減固定費
- 通信費
- 携帯料金・電気・ガス料金
- 保険
たとえば、大手キャリアの携帯を使っているならば、サブブランドに変えてみると、月に3~5千円安くできます。
電気・ガス料金は各社シミュレーションがありますので、どこに乗り換えれば一番安くできるのか? をこの機会に検討してみましょう。
保険は一度解約してしまいましょう。解約すると、返戻金がもらえます。お金に余裕ができたときにまた入ればいいんです。今お金に困っているのに、将来のお金の心配をしている、というのは、おかしなことです。
買い物に関しては必ずリストアップしてから、買うようにしましょう。次のような優先順位をつけましょう。
- 生活するのに絶対に必要
- そのうち必要
- あれば便利
「生活必需品の買いもの」については、できる限り値段を安く抑えられないか? を考えてみると、意外と支出が抑えられます。
「そのうち必要な買いもの」については、いったん買うのをやめておく習慣をつけるとよいです。
「あれば便利なもの」については、必要になるまで買うのはやめておくがようにしましょう。
強く購買欲求を押さえつけてしまう、ということではなく、「いったん買うのをやめる」という習慣をつけることが大事です。そういう生活が身に着いていくと、どんどんと無駄な浪費が減っていくのが実感できるはずです。
今変えないだけなので、そのうち買う、と思ってやりすごすことが大事です。
>>浪費癖が治らない…借金も!これ以上現状悪化させない7つの改善策
出費の一番大きいものが浪費だと思うので、浪費を抑えることができれば、けっこうな収入を捻出できるはずです。
またギャンブルや買い物など、借金の理由が明らかである場合は、そこをピンポイントにして支出を抑えることで、間違いなく支出減の効果は高いものとなります。
実際の収入を増やす5つの方法
収入を増やす方法
- 財産を手放す
- 資格を取得してキャリアップをはかる
- 転職をする
- 副職をする
- 家族に相談をする
手っ取り早くお金を得られる方法としては、家にあるもの、身の回りにあるものをお金に変えることがあげられます。
メルカリやオークションなどを利用したり、時計やブランド品があれば質屋に売りましょう。
どうしても手放したくない…というものもあると思うんですが、そういうものは売る必要はありません。
>>買い物依存症で借金までしている主婦必見!驚きの簡単ミニマリスト術
現在勤めている会社の給与アップが望めそうもない方は、今後の収入を高くすることができないか? を検討してみる必要があります。
まずは転職を考えるべきですが、多くの場合難しいので、現在の仕事のままキャリアップをはかって収入アップを見込めないか? を考えてみましょう。
資格を取れるものがあればがんばって、出世を図ってみてください。
副業をして、お金を稼ぐ方法もあります。webライターやUber Eatsなど、仕事の合間でできる副業にトライしてみましょう。
副業が禁止の職場であっても、年間20万円以内であれば、確定申告不要なので大丈夫です。
そもそも副業をしても、基本的に会社にはバレません。どうしても不安だ、という方はオンラインで完結する仕事に限れば、リスクは最小に抑えられます。
オンラインでできる副職
- データ入力
- 翻訳
- webデザイン
- webライティング
- youtubeなどの動画編集
そして、家族に相談ができないか? については、一度じっくりと熟考してみる必要はあります。
家族、親戚からお金を借りることができれば、利息がつきませんから借金を安く済ませることができます。
5つの習慣で生活改善をする
5つの生活改善法
- 家計簿をつける
- 分割払いをやめる
- お金の管理を家族に任せる
- 買い物をする際は他人に相談する
- 新しい趣味を見つける
まずは、家計簿をつけることはとても大事なので、習慣づけてみてください。
スマホの無料アプリのマネーフォワードがよいです。クレジットカードと連携させることができるので、収入支出をいっぺんに把握することができます。
また、買い物に関しては、分割払いをやめて、しばらくは大きな買い物はしないことを心がけましょう。どうしても買いたいものは一括払いで買うという習慣をつけてみてください。
分割払いでどうしても買いたい…という場合は、必需品であるか? を吟味した後、さらに購入期限をできる限り延ばしてみてください。
一か月後もまだ同じ情熱でその商品を欲しいと思っているならば、そのとき購入を決定しましょう。
お金の管理を他人に任せるというのも、ひとつの手です。
お金の使い方が下手だと、お金まわりがよくならないので、結婚されている方は奥さんに、実家住まいの方は親御さんに、いったんお金を預けて、お金が必要なときにその都度お金をもらうようにしましょう。
どうしてもキャッシングをしてしまう…という方はクレジットカードをデビットカードに変更するのがよいです。デビットカードはキャッシング機能ないので、間違いなくお金を借りる頻度は下がります。
また、大きな買い物をする際は、他人に相談するようにすると、買い物上手になります。
自分では安い買い物だと思っていても実は浪費だったり、必要だと思った買い物でも案外もっと安くて便利なものが別にあったりすることに気づくことができるはずです。
趣味を持つことも、大きく生活が改善できる方法なので、おすすめです。
なぜなら時間の過ごし方を変えると、お金の使い方が変わるためです。
新しいことを始める際には、いったんお金はかかったりしますが、その必要なものを何年も使う、ということを考えるならば、かなりお得な買い物だといえます。
>>借金返済しながら節約生活!劇的にお金の問題が解消する4つの秘策
自力返済が難しい場合は3つの債務整理を検討してみる
3つの債務整理
- 任意整理 弁護士を通して、債権者と減額交渉をしてもらう
- 個人再生 裁判所を通して、借金を減額してもらう
- 自己破産 裁判所を通して、借金を免除してもらう
任意整理で借金を減額して解決する
毎月いくらか返済できるお金を捻出できる方は、任意整理を検討してみましょう。
任意整理をすれば、今後の利息を完全にゼロにできますから、これから支払う総債務額を今この時点で限定して、それを少しずつ支払っていくことができます。
任意整理の特徴
- 内緒で借金返済ができる
- 今後の利息をゼロにできる
- 払い過ぎた利息を減額できる
- 借金理由は問われない
- 借金額の上限はない
- 財産が奪われることはない
- 自分の返済能力に合わせて毎月の返済額や返済期間を設定できる
任意整理の流れ
弁護士に依頼をすると、取り立ては2日から1週間で止まります。そのときから利息はゼロになります。
弁護士に依頼をしてから、実際に任意整理がはじまるまで、4か月くらい期間があるので、債務者は利息が止まったそのあいだに返済額を貯めておくことができます。
任意整理をすれば確実に返済の計画が立てられ、また完済できる理由は、ここにあります。
会社、または家族に任意整理について知られることはありません。借金理由も問われません。財産が没収されることもありません。
子供の教育ローンに影響が出るとか、妻のクレジットカードが使えなくなるということも、一切ないです。
任意整理は裁判所を通さない非常に簡易な債務整理法です。債権者と会う必要もありません。弁護士費用も高くないです。
一度だけ弁護士と面談をする必要がありますが、オンライン上でのやりとりでOKの場合もほとんどです!
任意整理のデメリット
- 信用情報機関に事故情報が載る
- 住宅ローン・マイカーローン・教育ローンが組めなくなる
- 新しくクレジットカードが作れなくなる
- 銀行口座が3か月凍結する
- 保証人になれない
- 携帯の機種を分割購入できない
- 新転居先の審査に落ちることがある
>>任意整理と信用情報機関掲載、そのデメリットと対策について
任意整理をすると、5年ほど借入ができなくなります。
しかし、外部の力が強制的に働くことで借金癖を治すことができるため、デメリットはメリットとして働きます。
無料で弁護士に相談ができますので、この機会に利用してみてください!
プライバシー配慮のために診断結果はお電話での対応になります。無料相談であっても内容が第三者に漏れることはありません。
わからないこと、不安なことは、弁護士に訊ねてみて、人生好転のための手続きをしましょう!
住宅・車のローンがある方は個人再生で解決する
住宅や車のローンを抱えた方は、個人再生で借金を返済しましょう。
ローンをストップさせて、借金返済に集中できます。個人再生では、大幅な借金減額も可能です。
個人再生のメリット
- 住宅ローン・車のローンをストップさせて返済に集中できる
- 任意整理よりも借金が大幅に減額される
- 借金理由を問われない
- 停止される資格がない
- 小規模個人再生手続きが失敗した場合に、給与所得者等再生手続を申立することができる
- 官報に記載されない (ブラックリストには掲載される 5-10年ほど)
- 給与所得者等再生手続においては、必ずしもすべての債権者の同意を必要とはしない (小規模個人再生では債務額の多くを占める債権者のみ同意が必要になる
個人再生は裁判所を通すために弁護士費用がけっこうかかるので、借金の減額が大幅にできるから、といってやみくもに手をだすのは禁物です。
裁判所を通す債務整理はけっこう手続きが面倒です。任意整理をまずは検討してみるのがよいです。
自己破産はそれほどデメリットはない
借金額が多すぎて任意整理では返済できそうもない…という方は、自己破産を検討することになります。
自己破産は借金全額が免除されるため、責任逃れというイメージが社会的に独り歩きしていますが、この考えは間違っています。
頼ることをためらう方も多いと思うので、明確にしたいのですが、自己破産をすることは人生の敗残者になることではありませんし、世間に迷惑をかけることでもありません。
債務者は自己破産という法律が作られた理由をきちんと理解して、制度を利用するよう心掛けてください。
このまま借金生活を送るよりも、そのことを改めてより税金を納める生活に戻ってもらったほうが、国にも債務者にとってもよいことなので、自己破産という法律が国によって認められています。
自己破産後に債務者が課せられる事柄
- クレジットカードが使えなくなる
- 新規のクレジットカードを作れなくなる
- 一定の職業に就けなくなる
- 信用情報機関に載る (いわゆるブラックリスト)
- 官報に載る
- 20万円以上の財産はすべて没収される
- 99万円以上の現金を失う
- 海外などの長期の旅行に行けなくなる(3か月くらい)
自己破産をすると、現在所持している財産はほぼすべて没収されることになりますが、20万円相当以下の財産、99万円以下の現金は手元に残せます。
◆ 弁護士に相談をしてみましょう! 無料相談であっても内容が第三者に漏れることはありません。
プライバシー配慮のために診断結果はお電話での対応になります。
人生どん底、借金生活の状況を打開して、未来を切り開くための5つの羅針盤
人生を打開する5つの実践術
- 具体的な未来をイメージする
- 環境を変える
- 人から教わる
- ものごとを習慣化する
- 人生にはどうにもならないことがあると知る
具体的な未来をイメージして無駄を省く no.1
お金周りがよくない、人生がうまくいっていない、と思われる方は、「現在」という狭い視野に囚われてしまっています。
そういう方の場合、こういうものだろう、と人生の目標を安易に定めているケースがほとんどです。
お金はもっとも安易で短絡的な幸福享受方法です。
「未来の自分はこうなっていたい」という具体的なイメージをしっかり持ちましょう。そうすると、「今すべきこと」がわかってきます。
そのとき、今いくらのお金が必要で、なににどれだけお金を使うべきか? がわかってきます。
現在から未来を見すえた場合は、未来は人生どん底の現在の延長でしかありません。未来から考えて現在を見た場合、その現在は夢を叶えるための可能性の一部となります。
多くの方が、未来を考えないことで、無駄な時間とお金を現在に費やしています。
未来に対して具体的なイメージを持つと、人生が変わります。
>>引き寄せの法則で借金返済!人生を復活させるための驚きの心理術5つ
環境を変えることで人生を変える no.2
環境を変える工夫をしましょう。
すぐに転職できたり、新しい恋人を見つけたりすることはもちろん難しいわけですが、できることはあります。小さなことからはじめてチャンスをうかがうのがよいです。
人生が退屈な毎日の連続だ、と思っている方は、チャンスづくりをしないことが多いです。
たとえば、転職エージェントに登録する、とか、恋愛系のマッチングアプリに登録する、など、今できることがあるはずです。そういうことをやっていないのは、非常にもったいないです。
(借金完済のための具体的な計画を立てる、というのも、その1つです。)
大事なのは、成功や幸福とは環境による影響が大きい、その事実を思い知ることです。
多くの人は、環境の影響力について無知です。そう思えないのは、自分が間違った人生を歩んでいない、と思いたいためです。
そのために環境を変えようとする行動を起こしません。
1日に30分でもよいので本を読んだり、週に一つ新しい試みに取り組むなど、小さな行動を起こしてみましょう。それが必ず後に人生の大きく開いていくきっかけとなります。
人から教わることの大切さを知る no.3
人が失敗してしまう大きな理由に、人のいうことを聞かない、ということがあります。
人生に失敗している人は、だいたい偏狭です。もともと偏狭だったわけではありません。悪い環境(現在の借金生活)が人を狭い視野に落とし込んでしまったことが、大きいです。
他人の良いと思った部分について影響を受ける、とものの価値観や、金銭感覚が変わります。
単にお金の使い方に気づくだけではなく、新しい人生の価値に気づくことができます。
偏見を棄てて、他人にいうことに耳を傾けましょう。
「こういう考えもあるんだな…」と思えたなら、けっこうしめたものです。
他人との交流を深めていくことが、結局自分のためになります。
ものごとを習慣化すると困難なこともスムーズになる no.4
うまくものごとを運ぶパターンのコツは、継続を習慣化するということにあります。
ものごとを最後まで成し遂げられない人は、自分はこらえ性がない、と思いがちですが、実際のところ、ほとんどの人間は、こらえ性なんかありません。
努力の矛先を間違っている場合が多いです。ものごとを習慣化することに努力を注ぐべきです。
しんどいことでも習慣にしてしまうとできるようになります。
ものごとを習慣化する秘訣は、なにかを始める際に儀式を取り入れて、それらを含めて生活のリズムにしていくことです。
世の中のほとんどが無意識的な習慣で成り立っています。上昇機運の乗れるような習慣を自分の側につけることができると、そんなにエネルギーを使わずして、人生を好転していくことができます。
どうにもならない問題は解決しない no.5
人生がどん底になってしまった人には、ほぼ多くの場合で原因というものがあります。
人生の悪いスパイラルから脱け出すには、それらのどうにもならないものを解決しよう、と思う気持ちも大事なのですが、時にはどうにもならないものに関してはいったん棚上げする気持ちも大事です。
自分が解決できることのみ取り組みましょう。
なぜならこの人生には解決できないものも実に多いからです。
たとえば借金をしてしまったのは、自分のせいだけではありません。給与が低いとか、やりくりが難しいとか、いろいろな複合的なせいです。
しかし、借金を解決しようとしなかったことは自分が原因の部分が大きいでしょう。
原因をしっかりと見つめて、解決できるところだけをポイントにして解決していくのがよいです。
人生の困難に直面した際は、問題をひとつひとつ細分化して、切り離して考えてみてください。
たとえば、仕事がつらくてお金を散財しないとストレスが発散できなくて借金をしたとします。
このとき仕事がつらいことに焦点を当てていくと、どうしようもないものを解決しようとしていることになります。簡単に転職はできませんし、簡単に会社を休むことはできないからです。そうしたとき、人はいちばん安易な方法でストレスを発散しようとしてしまいます。
たとえば借金をする、などです。
そうではなく、ストレスを発散することに焦点を当てるようにすると、お金ではないものによって解決できる可能性が浮かんでくるものがあります。
ストレス発散のためには、ジムに行って泳ぐとか、本を読むとか、人と会うとか、そういった別の行動が、意外と解決を導いていきます。
人生にはどうにもならない問題があります。問題を根本から解決するのではなく、問題を切り離して、できるところを解決する、という感覚を養ってみてください。
「人生、終わった、借金で…」いえ、今から再出発を図ることは十分可能です
人生がどん底だと思っている方に、ひとつとても重要なことをお話します。
「今が人生のどん底」と思えているならば、まだ本当の最悪の状況ではありません。人は本当に落ちると、どん底だと感じる余裕さえなくなるはずだからです。
人生がどん底だと思っている今の状況は可能性がある、ということです。
悩んでいるということは、どうにしかしたい、と思っているということなので、「人生がどん底」だとさえ思わなくなった状況が、とても危ういです。今の状況は幸福だといってよいです。
「人生を好転できる可能性がある今はどん底ではない、いや幸福な状況でさえある」と気づいてください。
どん底であると理解している今のうちに、人生を立て直すべく行動を起こす必要があります。そうすれば機運は必ず上がっていきます。
未来を具体的にイメージしましょう。そしてその未来に近づくために、今するべきことをはなにか? それをしましょう。
借金は解決できます。未来の扉を開けてください!